70代のスマホ所有率が、初めてガラケーを上回る
[2019/3/22 00:00]
70代にもスマホが普及
70代のスマートフォン(スマホ)所有率が、初めてフィーチャーフォン(ガラケー)を上回ったことが分かりました。
これは、NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によるものです。
2019年1月に、関東1都6県の60歳~79歳の男女を対象に行なわれた調査には、506人が回答しています。
70代でもガラケーを上回る
「70代」のスマホ所有率は「43%」でした。
これはガラケーの「39%」よりも多く、初めてスマホを持つ人の方が多くなりました。
「60代」のスマホ所有率は「70%」でした。
ガラケーの「29%」の2倍以上となっています。
60代では、2018年の調査からスマホの方が多くなっています。今年はさらに差を広げ、60代の7割が「スマホ持ち」になっています。
70代のスマホ普及速度に注目
「70代」のスマホ所有率がガラケーを上回ったとはいえ、まだ、差は数%しかありません。
しかし、2018年に先にスマホが多くなった「60代」では、翌年からは一気にスマホの割合が高くなっています。
「70代」も同じように、急速にスマホが普及するのかどうか、早くも来年の調査結果が注目されます。