郵便局員が訪問して安否を確認してくれる「郵便局のみまもりサービス」

[2016/4/6 05:32]

郵便局員が訪問して、離れて暮らす家族の様子を見てくれる

離れて生活している親の家を、日本郵便のスタッフが訪問して、その状況を報告してくれるサービスがあります。

これは、「郵便局のみまもりサービス」というサービスで、実際に人が訪問して、その様子を報告してくれるのが大きな特徴です。

しかも、1カ月の料金は、1,980円からと格安です。

離れて暮らす家族の状況を把握する方法の1つとして覚えておいて損はありません。

月に1回の訪問が基本

見守りサービスは、郵便局のスタッフが利用者宅に訪問し、生活の様子を確認します。そして、確認結果を指定先へ報告します。

訪問するのは月に1回で、30分コースで1,980円、60分コースで2,480円です。(以下、すべて税抜価格)

訪問回数を増やすこともでき、その場合は1回追加につき、30分なら1,500円、60分なら2,000円です。

例えば、60分コースで、月に2回訪問する場合は、基本料金2,480円に追加分が2,000円プラスされて4,480円となります。

利用料金は指定口座からの自動引き落としになります。

24時間の無料電話相談が付いてくる

みまもりサービスの基本契約には、「24時間電話相談」が付属しており、生活や医療機関の紹介などが相談できる24時間対応の無料相談窓口が用意されています。

なお、電話相談は郵便局のスタッフではなく、委託先の専門社員が対応します。

また、かんぽの宿の宿泊割引があり、全国のかんぽの宿及びかんぽの郷を利用する場合に、宿泊1泊につき、同伴者3名まで500円の割引になります。

サービスエリアは1都1道11県

みまもりサービスは、2013年に始まったばかりで、サービスエリアは、まだ限られています。

2016年4月の時点のサービスエリアは、1都1道11県の83市町村738局です。

具体的には、東京都、北海道、宮城県、千葉県、新潟県、石川県、岐阜県、和歌山県、岡山県、愛媛県および沖縄県の一部と山梨県および長崎県の全域です。

たとえば、東京都では、あきる野市、日の出町、檜原村、大島町、利島村、新島村、神津島村が対象で、山間部や島しょ地域が優先されているようです。

たとえば、東京23区内でも、子供世帯と離れて一人暮らしをしている例は多いので、都内全域がカバーされることを期待しましょう。

オプションサービスなどサービス開発も進行中

まだ新しい事業なので、いろいろなサービスが追加されつつあります。

例えば、自宅を訪問する代わりに、郵便局で食事会などのイベントを開催することも考えているようです。

また、オプションとして、ユーザーからの要請に応じて警備員が駆けつけるサービスや、常備薬を郵送してくれるサービスも一部で用意されています。

さらに、iPadを使ってユーザーの健康状態を確認したり、TV電話で会話する実証実験も行なわれています。

今後も、エリアの拡大と合わせて、サービスのメニューが増えていくことでしょう。

毎日電話が来る「郵便局のみまもりでんわ」

もう1つ、「郵便局のみまもりでんわ」というサービスも用意されています。

こちらは、毎日指定時間にその日の体調を聞く電話がかかってきます。

電話口で再生されるメッセージに応じて、「1:元気です、2:いつもどおりです、3:元気がありません」のいずれかのボタンを押して応答すると、その結果を指定先のアドレスにメールします。

メールアドレスは最大4件まで登録できます。

月額料金は、固定電話コースが980円、携帯電話コースが1,180円です。

こちらのサービスは、機械による自動応答サービスですが、毎日様子を確認できるという利点があります。また、来客が苦手という人にも向いているでしょう。

用途に応じて「みまもりサービス」と使い分けができそうです。

[シニアガイド編集部]