サラリーマンのアフィリエイト収入は、いくらになったら確定申告が必要か

[2017/1/7 00:00]

確定申告をするべきかどうか

アフィリエイトやクラウドソーシングの普及によって、サラリーマンでもちょっとした副業に手を染めることが簡単になりました。

しかし、副業からの収入がある場合、確定申告をする必要があるのかどうか、迷っている人が多いようです。

たとえば、年に1万円ぐらいなら確定申告をするほどの金額ではないような気がしますが、確定申告をしないでいると収入をごまかして脱税をしているような後ろめたい気持ちになります。

実は、会社からの給与収入がある人の場合は、確定申告が必要かどうか、いくつかの簡単なルールがあります。

なお、ここでの解説はわかりやすくするために、条件を簡単にしている部分もあります。実際の申告にあたって迷ったときは、税務署の相談窓口などを利用してください。

「20万円」が境界線

「給与所得と退職所得以外の所得の合計が20万円を超える人」は確定申告が必要です。

アフィリエイトやクラウドソーシングなどの収入は、一般に「雑所得」となります。

これは「給与所得」でも「退職所得」でもありませんから、年に20万円を超えると確定申告が必要となります。

逆に言えば、毎月数千円程度のアフィリエイト収入しかなければ、確定申告の必要はありません。

ただし、「医療費控除」など他の理由で確定申告をする場合は、雑所得についても申告しましょう。

2つの会社から給与を貰っている場合は確定申告が必要

「2カ所から給与の支払いを受けている」と確定申告が必要になります。

例えば、本業の会社勤めの他に、副業で別の法人からも給与を貰っている場合は確定申告が必要です。

ちなみに、副業の方はアルバイトでも「給与所得」となります。「正社員ではないから大丈夫」と思っている人がいますので注意してください。

マンション投資で家賃が入るなら確定申告が必要

マンション投資などで、賃貸をしている場合、家賃などの収入は「不動産所得」となります。

この場合、金額にかかわらず確定申告が必要となります。

なお、不動産所得の場合、副業であっても税務署に「個人事業の開業届」の届け出も必要です。

他の業種であっても「個人事業の開業届」を提出して、継続性と営利性がある個人事業として運営している場合は、確定申告が必要です。この場合は「事業所得」となります。

単発的な収入なら「20万円」までは申告はいらない

結論をまとめておきましょう。

  • アフィリエイトなどの不定期な収入は「20万円以下」なら確定申告がいらない
  • アルバイトは「給与所得」になるので、必ず確定申告が必要
  • 家賃が入る「不動産所得」は、必ず確定申告が必要
  • 継続性と営利性がある個人事業は、必ず確定申告が必要

副業については、公務員のように禁止されている職種もあります。また、規定によって禁止されている会社もあります。

トラブルを避けるためにも、副業を始める前には、必ず会社の従業員規定をチェックしておきましょう。

[シニアガイド編集部]