ハンディキャップを埋めるスマホアプリを探せるサイト

[2015/9/1 17:26]

スマートフォンは小さなコンピューター

スマートフォンは、電話もできますが、小さなコンピューターでもあります。

その機能を利用して、ハンディキャップを持つ方のための「アプリ」がたくさん開発されています。

アプリを紹介しているWebサイト

このようなアプリを紹介しているサイトはいくつかありますが、国内では「東京都障害者IT地域支援センター」がもっとも充実しています。

この施設は、パソコンを中心とした障害者のためのIT支援を業務としていましたが、数年前からスマホのアプリ紹介にも注力しており、多くのアプリを集めたリストを作成し、更新し続けています。

アプリのリストは、「iOS用」と「Android用」が用意されています。各リストとも、「コミュニケーション支援」「聴覚障害者向け」「視覚障害者向け」「音声入力系」「画面拡大系」「手書き・筆談系」などの分野別に分類されています。

無償公開されているアプリも多いので、費用を気にせずに試すことができます。

アプリバンク系でも検索できる

また、アプリの紹介などを行なうサイトでも、障がいを持つ人を補助するツールというジャンルが用意されていることがあります。

たとえば、ApplivではiOSとAndroid用にアプリを検索することができます。

OS自体のアクセシビリティ機能も使おう

もともと、iOSには「Voice Over」や「Siri」などのアクセシビリティ機能が用意されています。まず、画面の読み上げや音声入力機能から使ってみましょう。

Androidのアクセシビリティもバージョンアップごとに充実してきています。バージョンによって使える機能が異なりますので、試してみましょう。

リアルで相談したいときの窓口

東京都障害者IT地域支援センターでは、都民を対象にIT支援の相談にも応じています。

東京都以外でも、IT支援を目的とする施設は全国に用意されています。下記のリストをご参照ください。

また、iOSのアクセシビリティ機能について疑問がある場合は、各地にあるアップルストアの「Genius Bar(ジーニアスバー)」が役に立ちます。あらかじめ予約が必要です。

[シニアガイド編集部]