ハンディキャップを埋めるスマホアプリを探せるサイト
スマートフォンは小さなコンピューター
スマートフォンは、電話もできますが、小さなコンピューターでもあります。
その機能を利用して、ハンディキャップを持つ方のための「アプリ」がたくさん開発されています。
アプリを紹介しているWebサイト
このようなアプリを紹介しているサイトはいくつかありますが、国内では「東京都障害者IT地域支援センター」がもっとも充実しています。
この施設は、パソコンを中心とした障害者のためのIT支援を業務としていましたが、数年前からスマホのアプリ紹介にも注力しており、多くのアプリを集めたリストを作成し、更新し続けています。
アプリのリストは、「iOS用」と「Android用」が用意されています。各リストとも、「コミュニケーション支援」「聴覚障害者向け」「視覚障害者向け」「音声入力系」「画面拡大系」「手書き・筆談系」などの分野別に分類されています。
無償公開されているアプリも多いので、費用を気にせずに試すことができます。
- iPhone、iPad用・障害のある人に便利なアプリ一覧
http://www.tokyo-itcenter.com/700link/sm-iphon4.html - Android携帯用・障害のある人に便利なアプリ一覧
http://www.tokyo-itcenter.com/700link/sm-and1.html
アプリバンク系でも検索できる
また、アプリの紹介などを行なうサイトでも、障がいを持つ人を補助するツールというジャンルが用意されていることがあります。
たとえば、ApplivではiOSとAndroid用にアプリを検索することができます。
- iPhoneアプリ・iPadアプリのおすすめランキング
http://app-liv.jp/health/assist/1525/ - Androidアプリのおすすめランキング
http://android.app-liv.jp/health/assist/1525/
OS自体のアクセシビリティ機能も使おう
もともと、iOSには「Voice Over」や「Siri」などのアクセシビリティ機能が用意されています。まず、画面の読み上げや音声入力機能から使ってみましょう。
- iOSのアクセシビリティ
http://www.apple.com/jp/accessibility/ios/
Androidのアクセシビリティもバージョンアップごとに充実してきています。バージョンによって使える機能が異なりますので、試してみましょう。
- Androidのユーザー補助機能
https://support.google.com/accessibility/android/#
リアルで相談したいときの窓口
東京都障害者IT地域支援センターでは、都民を対象にIT支援の相談にも応じています。
東京都以外でも、IT支援を目的とする施設は全国に用意されています。下記のリストをご参照ください。
- 全国のITサポート支援をしている機関、センター
http://www.tokyo-itcenter.com/700link/list-itc.html
また、iOSのアクセシビリティ機能について疑問がある場合は、各地にあるアップルストアの「Genius Bar(ジーニアスバー)」が役に立ちます。あらかじめ予約が必要です。