ジェネリック医薬品のシェアが50%以上に。最終的に80%が目標
[2015/12/7 00:01]
厚生労働省は、「ジェネリック医薬品」の数量シェアが56.2%に達したという調査結果を公開しました。ジェネリック医薬品の数量シェアが50%を越えたのは、これが初めてです。
ジェネリック医薬品は、後発医薬品とも呼ばれ、「新薬(先発医薬品)」の特許が切れたあとに販売される、新薬と同じ有効成分の薬です。薬価(価格)が安いため、医療費削減を求める厚労省が普及を進めています。
今回公開されたシェアは「新指標」と呼ばれ、後発医薬品の数量を、「後発医薬品のある先発医薬品の数量+後発医薬品」の数量で割ったものです。
厚労省では、ジェネリック医薬品の数量シェアを、2017年に70%以上、2018年度~2020年度末までの間のなるべく早い時期に80%以上に引き上げることを目標としています。