法事/法要での読経を均一価格で引き受ける「お坊さん便」をAmazonで販売

[2015/12/8 01:05]

株式会社みんれびは、法事・法要の際に全国一律定額・追加料金なしで僧侶を手配するサービス「お坊さん便」の販路を拡大し、Amazonマーケットプレイスで発売しました。

「お坊さん便」は、四十九日や一周忌などの法事/法要へ、僧侶を派遣するサービスです。指定の宗派/宗旨の僧侶が派遣され、読経と法話を行ないます。

マーケットプレイスで販売されるのは、法事/法要の派遣のみで、葬儀/葬祭への派遣は扱っていません。また、菩提寺との付き合いがある場合は利用できません。

料金は定額で、35,000円から65,000円となっています。料金は、自宅以外に墓地などへの移動の有無と、戒名授与の有無で4パターンが用意されており、購入時に選択します。

なお、戒名は一人様のみ対象で、位号は宗派に合わせて「信士・信女」「釋・釋尼」のいずれかとなります。

また、新しく位牌を用意した場合の「本位牌開眼法要」と、新しく仏壇を購入した場合の「仏壇の開眼法要(開眼供養)」の読経は料金内で行なわれます。

定額料金以外の、車代、膳料、心づけなどは必要ありません。また、僧侶との付き合いは、そのとき限りで檀家になる必要はないとしています。

お坊さん便は、2013年よりみんれびの自社サイトで販売されており、自社サイトでは葬儀/葬祭への派遣も販売されています。料金は、火葬式(直葬)の場合55,000円からとなっています。

定額による僧侶の派遣サービスは複数登場していますが、Amazonマーケットプレイスでの販売は珍しく、どの程度、普及に影響するのか注目されます。

[シニアガイド編集部]