ふるさと納税の金額は平均で4万円台。「10万円以上」も約1割

[2015/12/10 00:00]

ふるさと納税の金額は、平均で4万円台で、10万円以上の人も1割近くいるというアンケート結果が公開されました。

このアンケートは、婚活支援サービスのパートナーエージェントがインターネット上で行なったものです。25~45歳の男女2,201名に下調査を行ない、「ふるさと納税」をしたことがあると回答した212名を対象に本調査を行なっています。

「2015年のふるさと納税額の見通し」を聞いたところ、「5万円以内」が14.2%と多く、「2万円以内」が12.3%、「3万円以内」が11.3%、「10万円以上」が9.9%、「4万円以内」が8.5%の順でした。平均すると41,600円で、意外に多い印象です。

2015年のふるさと納税額の見通し

「ふるさと納税を行なった自治体を選んだ理由は」という質問に対し、複数選択ありで回答してもらった結果、「もらえるお礼の品・特典が優れている」が53.8%と一番多くなりました。

しかし、2位以下は「自分のふるさと」が35.8%、「両親や配偶者のふるさと」が20.8%、「友人・知人のふるさと」が10.8%、「過去に住んでいたことがある」が8.5%、「自分が通っていた高校・大学がある」が7.5%など、自分や家族に関係があるという理由で選ばれていることがわかりました。

ふるさと納税した自治体を選んだ理由

「ふるさと納税する動機として、非常に当てはまる理由」は、「お礼の特産品・特典が欲しいから」が55.7%、「節税したいから」が48.6%、「ふるさとに貢献したいから」が24.5%となっています。

ふるさと納税をする動機

スクリーニング調査の結果でも「ふるさと納税を利用したことがある」と回答した比率は、年収700万円台以上の層が高くなっています。ある程度の年収があり、所得税を意識することが多いことが、節税効果への関心が高い理由でしょう。

年収とふるさと納税への関心度の関係
[シニアガイド編集部]