シニアの音楽コンテンツ入手はCDが主流。ダウンロードは18%
シニア層が音楽を聞くのは「自動車の中」、音源は「CDを買うか借りる」、よく聞くのは「日本のポップス・歌謡曲」というアンケート結果が公開されています。
このアンケートは、シニア向け宿泊予約サービスの「ゆこゆこ」が自社のメールマガジン会員に行なったもので、50代~70代の男女1,133人が回答しています。
音楽を聞くシチュエーションとしては、「自動車の中」「家事をしているとき」「電車やバス」「仕事中」「運動中」の順となっています。とくに「自動車の中」は全体で78.2%に及び、2位以下に圧倒的な差をつけています。たぶん、車中で聞くラジオ放送が影響しているのでしょう。
音楽コンテンツ(音源)の入手方法は、「CDを購入」「CDをレンタル」「動画共有サイトで視聴」「配信サービスでダウンロード」の順でした。特に、CDを購入/レンタルすると回答した人の8割以上が、ここ1年以内に購入かレンタルをしており、現在もシニアの音源入手方法はCDが主流であることがわかります。
音源をダウンロードする人は、全体の18.1%で、一番多い50代でも20.7%に留まっています。
よく聞く音楽ジャンルは、「日本のポップス・歌謡曲」で、以下「洋楽」「演歌」「クラシック」「ジャズ」の順となっています。日本のポップス・歌謡曲は73.9%と圧倒的に支持されています。
年代による好まれる音楽の傾向に違いがあり、50代は「洋楽」、60代は「演歌」、70代は「演歌」と「クラシック」の支持が高くなっています。
また、音楽のほかの楽しみ方として、「カラオケに行く」人は約7割、「今年ライブやコンサートに行った」人は約2割となっています。
なお、「TVで歌っている姿を見たい歌手」としては、次の歌手の名前が挙がっており、シニアが好む音楽の一端が伺えます。
- 中島みゆき
- サザンオールスターズ
- 高橋真梨子
- ちあきなおみ
- 坂本冬美
- 北島三郎
- コブクロ
- 井上陽水
- 五木ひろし
- 小椋佳