60代以上の85%が、来年の年賀状を出す。出す相手は「友人」と「親族」

[2015/12/25 00:01]

60代以上だけで約千人の年賀状動向

「60代以上で、来年の年賀状を出す人は85%」というアンケート結果が出ています。

これは、マーケティング支援会社のソフトブレーン・フィールドが行なった、年賀状に関するアンケートによるものです。全体では6千人以上が回答していますが、「60代以上」に限定しても1,039人の回答があり、シニアの年賀状状況がうかがえます。

以下、60代以上の回答に限定して結果を紹介します。

年賀状を出す人は85%

「2016年の年賀状を何枚出す」という質問に対し、「出さない」は15.0%でした。つまり、年賀状を出す人は85.0%です。

年賀状を出す人の比率は、他の年代に比べて高くなっています。

年賀状を出す枚数は、「20通以下」が22.3%、「21通~50通」が28.1%、「51通~100通」が21.5%、「101通以上」が13.1%でした。

年賀状を出す相手は「友人」と「親族」

年賀状を出す相手は、「友人」「親族」「同僚・上司」「恩師・恩人」の順でした。この順位自体は、他の年代と同じです。
それぞれの比率は、87.8%、79.5%、31.1%、27.1%でした。他の年代よりも「親族」の比率が高く、「同僚・上司」の比率が低くなっています

手書きのメッセージを添えない人は15.7%

また、年賀状に手書きのメッセージを入れる人は「すべての年賀状に入れる」が35.0%、「一部の年賀状に入れる」が49.3%でした。

「手書きメッセージを入れない」人は15.7%で、他の年代よりも多くなっています。

たとえば、「30代」では、「手書きメッセージを入れない」は6.5%に留まっています。

「すべての年賀状に入れる」は67.2%も、「一部の年賀状に入れる」は26.4%います。

年賀状を出さない人は30代の方が多いのですが、「手書きで一言メッセージを添える」という気配りは、若い人のほうが実行しているようです。

[シニアガイド編集部]