60歳以上のシニアが行ったことのある海外は「東南アジア」、行きたいのは「北欧」
「シニア割」もある60歳以上対象の海外旅行ツアー
エイチ・アイ・エスの「旅通信」は、60歳以上をターゲットにした海外旅行ツアーです。
東日本の店頭限定ですが、60歳以上は最大で1万円割り引いてくれる「シニア割」があることでも力の入れ方がわかります。
この「旅通信」の会員を対象にした、海外旅行についてのアンケートがありました。60歳以上のシニア世代の男女707名が回答しています。
60代以上で海外旅行をしている人達は、どんな特性を持っているのでしょう。
海外旅行回数は平均5.2回
回答者の海外旅行に行った回数の平均は5.2回でした。
10回以上という回答も約18%ありました。
つまり、平均は5.2回ですが、これが初めての海外という初心者層も多そうです。
行ったところは「東南アジア」、行きたいところは「北欧」
「過去に訪問した海外旅行先」は、「東南アジア」「欧州」「ハワイ・グアム・サイパン」の順でした。
今後行ってみたい憧れの渡航先は、「北欧」「中欧」が「東南アジア」よりも多く、「カナダ」と「オセアニア」も20%以上ありました。
一緒に旅行に行きたいのは「配偶者」
「旅行に一緒に行きたい相手」は男女とも「配偶者」が1位でした。
女性は「友人・知人」も多いのですが、「女性同士だと気を使うことが多い」「夫との旅行の方が気楽」という意見もあったそうです。
「行ったことのない場所を巡りたい」が多数派
旅行の日程について、「今まで行ったことのない場所を巡りたい」か「一カ所で長期滞在したい」かという選択では、行ったことのない場所を巡りたいという回答が圧倒的に多かったとしています。
数字は公開されていませんが、「一カ所で長期滞在したい」は「かなりの少数派」だそうです。
温水洗浄便座が欲しい!
細かい点では、「海外旅行の宿泊先に欲しいもの」として「温水洗浄便座」「日本のテレビ」「日本の新聞」が挙がっています。
また、「海外旅行中の不安」として「犯罪トラブル」「訪問先の衛生」が挙がっています。
やはり60代以上のシニアは、海外であっても、日本と同じレベルの設備や安心感への欲求が強いようです。