配偶者やパートナーと同じタイミングでこの世を去りたい

「配偶者やパートナーよりも長生きしたいと思いますか」という質問に対して、男女ともに「配偶者と同じくらいのタイミングで寿命を迎えたい」という回答が多いことがわかりました。

これは、医師・病院検索サイト「ドクター・オウチーノ」が行なったアンケートの一部で、20～59歳の男女863名が回答しています。

男性はパートナーより先、女性はパートナーより後という希望も多い

「配偶者やパートナーよりも長生きしたいと思いますか」

回答の詳細は、上の図のとおりです。

「配偶者と同じタイミングで寿命を迎えたい」という回答が男女ともに多く、ほとんど半数に達しています。

理由は、「1人は寂しいから」が最も多く、「残すのも残されるのも辛いから」という声もありました。

また、男性は「配偶者より早く寿命を迎えたい」という回答が女性より多くなっています。

こちらは、「見送るのは辛いから」、「1人では何もできないから」が理由として挙げられています。

一方で、女性は「配偶者より長生きしたい」という回答が多くなっています。

理由としては、「看取りたいから」という声が最も多く、「1人残されたら配偶者は生活できないと思うから」という回答もありました。

平均寿命は、女性の方が男性よりも10歳ほど長くなっていますから、同年代の夫婦であれば、女性の方が後に残る確率が高くなっています。

しかし、「同じくらいだと、どちらも悲しみを長く感じなくて済むから」というような思いで、同じぐらいの寿命を望むとすれば、それはパートナーとして良い生活を送っている証(あかし)と言えるでしょう。