男性シニアの7割は「暑いときは汗をかくのが自然。特に気にしていない」と思っている
汗と制汗剤に関するアンケート
情報インフラ運営会社のプラネットが「汗と制汗剤に関する意識調査」の結果を発表しています。
アンケートはインターネット上で行なわれ、4,731人が回答しています。
グラフの出典はプラネットです。
年齢が高い男性は汗をかくことに肯定的
まず、「自分がかく汗についての考え方」を質問しています。
1番多いのは「汗をかくのは仕方がない。ただ目立たないようにしたい」でした。以下、「できることなら、汗はかきたくない」、「暑いときは汗をかくのが自然。特に気にしていない」「絶対に、汗はかきたくない」の順でした。
汗に対して肯定的な回答である「暑いときは汗をかくのが自然。特に気にしていない」と回答した人は28.5%に留まっています。
全体の約70%の人は、できれば「汗をかきたくない」と思っています。
また、女性より男性が、同じ男性でも年齢が上がるにつれて、汗に対して肯定的な回答が増えています。
例えば、「暑いときは汗をかくのが自然。特に気にしていない」と回答している40代の女性は9.4%ですが、40代の男性は23.8%もいます。
さらに、50代男性では36.2%、60代男性では52.7%、70代男性になると70.1%の人が「暑いときは汗をかくのが自然。特に気にしていない」と回答しています。
女性でも、同じ傾向はありますが、男性ほど強くありません。それでも60代女性の24.1%、70代以上の女性の50.0%は、「暑いときは汗をかくのが自然。特に気にしていない」と回答しています。
汗をかくことで気になるのは、周囲の人への不快感
「自分の汗について、具体的にどんなことが気になるか」を聞いています。
男女ともに「ニオイ」と「汗ジミ」という回答が多く、周囲の人に不快感を与えることを気にしていることがわかります。
それに比べると「ベタベタして不快」や「衣服が体に貼り付いてしまう」などの、自分で感じる不快さは後回しになるようです。
また、女性では「メイクが落ちてしまう」を挙げている人も多くいます。
汗対策は「ハンカチ」「制汗剤」「うちわ」
「汗対策として行なっていること」という質問では、「ハンカチ」「制汗剤」「うちわ/扇子」「タオル」などの汗対策グッズが挙がっています。
「制汗剤」を使っている人は、女性に多く57.4%の人が使っていて、汗対策グッズの1番になっています。
しかし、男性で制汗剤を使っている人は、27.8%で、「タオル」「ハンカチ」「うちわ/扇子」に続く4位に留まっています。
制汗剤に求める機能は男女で異なる
「制汗剤を選ぶ際に重視するポイント」という質問では、制汗剤に求める効果に、男女で大きな違いがあることがわかりました。
男性が重視するのは「制汗効果」ですが、女性が重視するのは「消臭効果」です。
また、女性では「香り」を挙げる人も多く、汗によるニオイ対策を重視していることがわかります。