10月に行なわれる社会保険の適用拡大で、働く時間を短縮するパートタイマー
パートタイマーも社会保険の適用対象に
アルバイト求人情報サービス「an」が、パート主婦422人を対象にしたアンケート結果を公開しています。
アンケートの内容は、2016年10月に社会保険の制度が改正され、社会保険の適用が拡大された場合に、自分の働き方が変わるかどうかです。
最初に社会保険の適用対象拡大について、簡単に説明しましょう。
今回の改正では、これまで社会保険が適用されていなかった、パートタイムで働く主婦などの短時間労働者が主な対象となっています。
今回、適用の対象となるのは、次の要件を満たしている場合です。
- 週の所定労働時間が20時間以上あること
- 賃金の月額が8.8万円(年収106万円)以上であること
- 勤務期間が1年以上の見込みであること
- 学生ではないこと
- 勤務先が従業員501人以上の企業であること
60%以上のパートタイマーは「夫の扶養に残る」
「10月より社会保険に加入し、夫の扶養から外れますか」という質問には、60%を越える人が「夫の扶養でいる」と回答しています。
これを現在の月収別にみると、適用の対象となる「8.8~9.7万円」の人や「9.8~10.7万円」の人も、半数前後は「夫の扶養でいる」と回答しています。
つまり、なんらかの形で働き方を変えることを考えているわけです。
働く時間を短縮する人が80%以上
「夫の扶養でいる」と回答した人に、「社会保険加入を希望しない場合、どんな調整を行ないますか」と質問しています。
80%以上の人は「今のパート先で、労働時間を調整する」と回答しています。
具体的には働く時間を短縮することが考えられます。
社保に加入の場合でも、働く時間を増やすとは限らない
「夫の扶養から外れて社会保険に加入する」と回答した人には、「社会保険加入を希望する場合、労働時間を増やしますか」と質問しています。
一番多いのは「今と同じぐらい」でした。つまり、社保に加入するからと言って、働く時間を増やすとは限らないわけです。
パートタイマーは10月以降の働き方を決める必要がある
今回のアンケートでは、10月からの適用拡大によって、夫の扶養内に残るか、自分で社保に加入するかという選択を迫られた場合、働く時間を調整するという選択をする人が多いことが分かりました。
パートタイマーで働いている人は、10月からの働き方を考えておく必要があります。