「もうすぐ100万人記念 らくコミュ感謝祭」レポート

[2017/3/9 00:00]

もうすぐ100万人を祝福するイベント

富士通株式会社が運用するSNS「らくらくコミュニティ(らくコミュ)」が、リアルイベント「もうすぐ100万人記念 らくコミュ感謝祭」を開催しました。

らくらくコミュニティは、富士通の携帯電話「らくらくホン」や「らくらくスマートフォン」のユーザーをベースとして始まったSNSで、国産SNSならではの安心感が特長です。

イベント名にもあるように、2012年に始まったらくらくコミュニティの会員数が、もうすぐ100万人に達することを記念して、このイベントが開催されました。

会場に集ったのは、抽選に応募して当選した、らくらくコミュニティ会員や、招待された感謝祭フォトコン特別受賞者など100人の方々です。

ここでは、イベント前半のフォトコン審査員の林義勝先生のトークショーと、受賞者表彰式のもようをレポートします。

「会員の皆様に育てていただいた」という感謝の言葉

感謝の言葉を述べる高田克美社長

イベントは、富士通コネクテッドテクノロジーズ 代表取締役社長 高田克美氏の挨拶で始まりました。

「らくらくコミュニティが、もうすぐ100万人に届くほど、大きく成長したのは、会場にいらっしゃた方々を始めとする会員のみなさんに、らくらくコミュニティを楽しんでいただいたおかげです。

使い続けていただくことによって、らくらくコミュニティは成長することができました。

らくらくコミュニティは、5年間かけて、本当のコミュニティになりました。会員の皆様に育てていただいたと感じております」と会員への感謝を述べました。

親子2代の名作を堪能

次に、らくらくコミュニティで一番人気がある「フォトコン」で審査員を務めている写真家の林義勝先生が登壇し、トークショーを行ないました。

林先生が、お父様で、著名な写真家だった林忠彦氏の作品として、作家である太宰治や坂口安吾の有名なポートレートを、大きなスクリーンに投影すると、会場では「オオッ」という声が漏れていました。

林忠彦氏による坂口安吾の仕事場のポートレート

また、ご自身の作品である「龍」や「能」を題材とした作品が投影されると、その色彩の鮮やかさと迫力に圧倒され、会場は声もなく見入っていました。

「能」を題材とした作品の1つ「観世三郎太、初面」

「感動を共有できることが、写真の醍醐味」

フォトコンの感想を語る林先生

トークショーの後半では、フォトコンの審査員を務めていることの感想を、林先生が語られました。

「最初に応募作品を見せられたときは、ちょっと思っていたのと違うなぁという感覚が正直ありました。やはり、カメラと携帯電話の写真は違うなぁと。

でも、回を重ねるごとに、どんどん変わっていくのです。

普通のフォトコンは、撮影して、審査して発表されるまでコミュニケーションが無いんですね。

でも、らくらくコミュニティのフォトコンだと写真が公開されていますから、感想などのやりとりがあります。

写真を撮ったあと、会員同士のコミュニケーションがとれることで、お互いが触発しあい、感動を共有できることが、写真の醍醐味と言えるでしょう。

審査をするなかで、改めて、そのことを思いおこしました。

『生まれ持った感性は万人の宝物』

次に「感謝祭フォトコン特別賞」の授与式が行なわれました。

これは、2013年から2016年のフォトコン受賞者から12名を選出したものです。

受賞者のうち4名の方が会場に見えられて、記念の盾を受け取りました。

林先生は、受賞者に向けた総評を乞われて、次の言葉を贈りました。

「ベートベンは『生まれ持った感性は万人の宝物』と言っています。しかし感性は、磨かないと輝きを放ちません。これからも、感動する想いを持ち続けて、たくさんの写真を撮ってください」

会場からは受賞者の皆さんに大きな拍手が送られ、第一部の終了となりました。

「感謝祭フォトコン特別賞」受賞者に、はげましの言葉を贈る林先生

大竹しのぶさん出演の公開収録

第二部は、らくらくスマートフォンのCMに出演している女優の大竹しのぶさんのラジオ番組「大竹しのぶ ねちゃダメだよ、ZZZ」の公開収録が行なわれました。

イベントの会場が東京・有楽町のニッポン放送内にある「imagineスタジオ」(イマジン・スタジオ)なのは、この公開収録のためだったのです。

大竹しのぶさんは、「感謝祭フォトコン特別賞」のプレゼンターも務められたのですが、登場すると会場の視線を一身に集めていました。

リアルでもコミュニケーション能力が高い会員

今回の感謝祭で印象的だったのは、参加者の年齢層が、他のSNSのミーティングやオフ会とは異なっていたことです。

らくらくホンやらくらくスマートフォンのユーザーが中心だけに、50代から60代の方が多いようです。また、女性の比率が高く、8割以上は女性でした。

女性会員の姿が多かった

ニッポン放送のビルの前では、午後1時の開場時間の1時間以上前から、待ちきれない会員の方が並び、初対面の会員同士が自己紹介しあう、微笑ましい光景が見られました。

また、会場内でも、林先生を囲んで記念撮影する姿や、談笑をする光景が見られました。

他のコミュニティでは、SNSでは饒舌なのに、実際に会うと自己紹介も進まず、会話がはずまないことがあります。それだけに、会員の方々のコミュニケーション能力の高さが印象的でした。

こういう会員の方が多いので、コミュティが活発になるのだろうなぁと、らくらくコミュニティの魅力の一端が分かったような気がします。

らくらくスマートフォンも展示

会場では、2月に発売されたばかりの「らくらくスマートフォン4」の展示も行なわれました。

らくらくスマートフォンのリアルユーザーの方も多く、担当の係員に鋭い質問をする会員の方もいらっしゃいました。

らくらくスマートフォン4の展示
使い方を変えずに、応用力が増したのが「4」の特徴
[シニアガイド編集部]