旅行のおみやげで、「妻」に予算を割く男性、「友人」を忘れない女性
おみやげに関するアンケート
オンライン総合旅行サービスの「DeNAトラベル」が、旅行のおみやげに関するアンケート結果を公開しています。
2017年12月にインターネットで行なわれたアンケートには、10代~70代の男女1,444人が回答しています。
男女で異なる、おみやげを買う対象
最初に、おみやげを買う対象を、男女別に見てみましょう。
男性がおみやげを買う対象は、「自分」が一番多く、7割近くの人が買います。
そして、5割の人は、「子供」「友人」「配偶者」に買います。
「同僚」や「親」になると、3割に下がります。
女性も「自分」が一番多いのですが、その割合が9割近くまで上がります。
そして、男性とは際立った違いとして、「友人」が8割と多く、特別扱いされています。
また、5割を超えるのは「親」「同僚」までで、「配偶者」や「子供」は3割台になります。
男性に比べて、「友人」「同僚」など、横方向の人間関係が重視されるのが特徴です。
おみやげに使う予算
おみやげに使う予算も比べてみましょう。
男性は「自分」と同じ3万円台を「配偶者」に割り当てています。
そして「子供」と「親」までは1万円以上を予定しています。
女性は「自分」への予算が大きく、5万円台を予定しています。
「自分」と「ご近所」以外は、男性に比べて予算が少なくなります。
例えば、「配偶者」の割り当てが少なく、「子供」と同じ1万円台になります。
「親」についても8千円台で、1万円を切ります。
「友人」に割り当てる予算も、男性は6千円台ですが、女性は4千円台です。
つまり、女性は「友人」におみやげを買う人が多いのですが、大きな予算を割り当てているわけではありません。
予算は小さくても、おみやげを忘れないということが重要なのでしょう。
人からもらって困ったおみやげ
最後に「人からもらって困ったおみやげ」を聞いています。
多く挙がったのは「置物」と「民芸品」で、4割以上の人が挙げています。
そして、「キーホルダー」「民族衣装」「Tシャツ」など、処分に困りそうなものが続きます。
逆に、「酒」「インスタント食品」「お酒ではない飲み物」などの、消費すれば無くなるものと、「文房具」「ブランド品」などは困ることが少ないようです。
人へのおみやげに困ったときは、キーホルダーなどでお茶を濁してしてしまいがちですが、それぐらいなら飲食物にしておいた方が無難なようです。