旅行のおみやげで、「妻」に予算を割く男性、「友人」を忘れない女性

[2017/12/21 00:00]

おみやげに関するアンケート

オンライン総合旅行サービスの「DeNAトラベル」が、旅行のおみやげに関するアンケート結果を公開しています。

2017年12月にインターネットで行なわれたアンケートには、10代~70代の男女1,444人が回答しています。

男女で異なる、おみやげを買う対象

最初に、おみやげを買う対象を、男女別に見てみましょう。

男性がおみやげを買う対象は、「自分」が一番多く、7割近くの人が買います。

そして、5割の人は、「子供」「友人」「配偶者」に買います。

「同僚」や「親」になると、3割に下がります。

出典:データを基に編集部が作成

女性も「自分」が一番多いのですが、その割合が9割近くまで上がります。

そして、男性とは際立った違いとして、「友人」が8割と多く、特別扱いされています。

また、5割を超えるのは「親」「同僚」までで、「配偶者」や「子供」は3割台になります。

男性に比べて、「友人」「同僚」など、横方向の人間関係が重視されるのが特徴です。

出典:データを基に編集部が作成

おみやげに使う予算

おみやげに使う予算も比べてみましょう。

男性は「自分」と同じ3万円台を「配偶者」に割り当てています。

そして「子供」と「親」までは1万円以上を予定しています。

出典:データを基に編集部が作成

女性は「自分」への予算が大きく、5万円台を予定しています。

「自分」と「ご近所」以外は、男性に比べて予算が少なくなります。

例えば、「配偶者」の割り当てが少なく、「子供」と同じ1万円台になります。

「親」についても8千円台で、1万円を切ります。

出典:データを基に編集部が作成

「友人」に割り当てる予算も、男性は6千円台ですが、女性は4千円台です。

つまり、女性は「友人」におみやげを買う人が多いのですが、大きな予算を割り当てているわけではありません。

予算は小さくても、おみやげを忘れないということが重要なのでしょう。

人からもらって困ったおみやげ

最後に「人からもらって困ったおみやげ」を聞いています。

多く挙がったのは「置物」と「民芸品」で、4割以上の人が挙げています。

そして、「キーホルダー」「民族衣装」「Tシャツ」など、処分に困りそうなものが続きます。

逆に、「酒」「インスタント食品」「お酒ではない飲み物」などの、消費すれば無くなるものと、「文房具」「ブランド品」などは困ることが少ないようです。

人へのおみやげに困ったときは、キーホルダーなどでお茶を濁してしてしまいがちですが、それぐらいなら飲食物にしておいた方が無難なようです。

出典:データを基に編集部が作成
[シニアガイド編集部]