「持続化給付金」の申請ができない人をサポートする会場を全国に設置

[2020/5/21 00:00]

オンライン申請ができない人をサポート

経産省が、「持続化給付金」を申請するための「申請サポート会場」を開設しています。

「持続化給付金」は、新型コロナウイルスによる休業や減収などで困っている事業者を対象にした給付金です。

「持続化給付金」は、2020年の5月1日に受付が始まった制度で、申請はオンラインのみで受け付けています。

しかし、パソコンやスマートフォンになじみがなく申請できないという要望があり、申請サポート会場が設けられました。

Webか電話で予約が必要

「申請サポート会場」は、5月末までに全国の465カ所に設けられます。

新型コロナウイルスの感染予防のため、利用は「完全事前予約制」です。

事前にWebまたは電話で予約のうえ、必要な書類を持って会場へ行きます。

会場では、補助員が電子申請の入力をサポートしてくれます。

会場の一覧と開設日、予約電話の番号などは、こちらを参照してください。

条件が合えば最大200万円給付される

「持続化給付金」は、個人事業主は最大100万円、中小法人なら最大200万円まで給付されます。

給付なので返済の必要はありません。

ただし、「2020年1月以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、前年同月比で事業収入が50%以上減少した月が存在すること」という条件があります。

また、申請にあたっては、必要な書類を揃える必要があります。

オンライン申請ができずに困っている人に案内するのであれば、申請方法のPDFファイルと、会場一覧のPDFファイルの2つを印刷して渡してあげると良いでしょう。

[シニアガイド編集部]