テレワークに必要なコミュニケーションツールのランキング
テレワークに勧めたい2つのソフトウェア
新型コロナウイルス感染症の流行によって、テレワークを導入する企業が増加しました。
テレワークで欠かせないのが、ミーティングに使う「Web会議ツール」と、打ち合わせに使う「ビジネスチャットツール」です。
これらのツールを使うことで、テレワークでは足りなくなりがちなスタッフ間のコミュニケーションを補うことができます。
ただし、いずれのツールも数が多く、用途や使い心地にも差があります。
また、みんなが同じツールを導入する必要があるため、いったんツールを決めてしまうと、他のものに変えにくいという欠点もあります。
0
この記事では、調査会社のoricon MEによる顧客満足度調査の結果を紹介します。
実際にツールを使った数千人の評価を参考にして、使いやすいツールを選んでください。
Web会議ツールの1位は「Google Meet」
Web会議ツールは、画像と音声を使って、インターネット経由でミーティングを行なうツールです。
Web会議ツールの1位は「Google Meet」でした。
「Google Meet」は、使いやすさや機能などの評価でも、1位になっています。
ユーザーからは、次のようなコメントが寄せられています。
「直感的に使えるので操作が分かりやすい。チャットやカレンダーからもリンクが貼れるので招集しやすい(30代女性)」
「画面シェアが出来るのでリモートでの業務の遂行が対面と変わらないクオリティで順調に行えた(30代女性)」
「ブラウザがあればアプリのインストールが不要。Googleのオフィス機能との連携が便利(40代男性)」
なお、「Google Meet」は、100人までの会議は、60分間無料で使用できます。
ビジネスチャットツールの1位は「Google Chat」
ビジネスチャットツールは、短い文章や、あらかじめ用意されたスタンプと呼ばれる画像を中心にして、少人数の打ち合わせを行なうツールです。
ビジネスチャットツールの1位は「Google Chat」でした。
「Google Meet」は、使いやすさや機能などの評価でも、1位になっています。
ユーザーからは、次のようなコメントが寄せられています。
- ちょっとした打ち合わせは、自席で完結できる。スタンプも豊富でコミュニケーションに使える(40代女性)
- Google appsとの連携が良いので、チャットやビデオ会議だけでなく、文書やスプレッドシートと連携した使い方ができ、作業効率が良い(50代男性)
- グループチャット・通話が可能。画面共有で現在の状況を共有できる。botを用いてタスク管理や確認漏れがないかを見ることが出来る。相手がアクティブかどうか見ることが出来るなどの点が良かった(20代男性)
「Google Meet」は、Gmailアドレスを持っていれば、無料で使用できます。
不足しがちなコミュニケーションをツールで補う
テレワークで働いているときの不満の多くは、コミュニケーションの不足が原因です。
「Web会議ツール」や「ビジネスチャットツール」を使うと、周囲とのコミュニケーションが不足するという、テレワークの欠点を補うことができます。
普通の使い方をする限りでは、無料で使えるツールばかりです。
まだ導入していないのであれば、ぜひ一度、試してみてください。