埼玉県に「インフルエンザ警報」が発令。ほぼ全国で「注意報」や「警報」が発令中
[2023/11/8 00:00]
埼玉県に「警報」が発令
例年は冬に流行するインフルエンザですが、今年は季節外れの流行が続いています。
インフルエンザでは、定点に指定された病院の患者が「10人」を超えると「注意報」が、「30人」を超えると「警報」が発令されます。
10月29日の時点では、「埼玉県」が30人を超えて「警報」が発令されました。
「警報」が発令されるのは、「愛媛県」に続いて2県目です。
全国の平均も「19.68人」となり、10週連続で増え続けています。
ほぼ全国でインフルエンザが流行中
現在、47の都道府県のうち、42の県で「警報」か「注意報」が発令されています。
「警報」や「注意報」が発令されていないのは、「青森県」「岩手県」「富山県」「石川県」「福井県」の5つだけとなりました。
また、愛媛県と埼玉県以外でも、「警報」レベルに近づいている県が多く、今後も油断できません。
すでにインフルエンザの流行は一部の地域だけではなく、全国的な流行となっています。
「警報」が発令された県と、それに近い県
- 愛媛県 51.46人
- 埼玉県 33.08人
- 山梨県 29.56人
- 千葉県 29.25人
- 福島県 28.93人
- 愛知県 26.35人
予防の基本は「マスク」と「手洗い」
インフルエンザの予防は、新型コロナウイルス感染症と同じで、「マスクの着用」「手洗い」「人混みを避ける」が基本となります。
特に高齢者は、インフルエンザワクチンの接種も検討してください。
ワクチンの接種は、市区町村単位で行なわれています。
高齢者については補助もあるので、もよりの市区町村のホームページで確認してください。