インフルエンザの流行が拡大。京都、奈良など8つの府県が「警報」を発令

[2024/2/10 00:00]
赤は「警報」、黄は「注意報」が発令された県

福岡県も「警報」を発令

インフルエンザでは、定点に指定された病院の患者の平均が「10人」を超えると「注意報」が、「30人」を超えると「警報」が発令されます。

2024年2月4日の時点で、8つの府県で「警報」が発令されています。

九州地方の多くの県が「注意報」から「警報」になりました。

さらに、近畿地方でも「京都府」と「奈良県」が「警報」になっています。

定点あたり患者数の推移 出典:京都府

インフルエンザ警報が発令された県

  • 福岡県 57.36人
  • 沖縄県 41.00人
  • 佐賀県 40.31人
  • 宮崎県 39.14人
  • 大分県 32.34人
  • 奈良県 31.44人
  • 熊本県 31.33人
  • 京都府 31.00人

多くの県で、まだ流行中

現在、インフルエンザの「注意報」が解除されているのは、次の4つの県だけです。

2月4日現在で、35の県で「注意報」が発令されています。

全国の平均でも、定点あたりの報告数は「22.62人」で、「注意報」のレベルを超えています。

「注意報」の有無に関わらず、警戒をしてください。

インフルエンザから身を守るには、基本的な感染対策が大切です。

まず、外出時にはマスクを着用し、家に帰ったら手洗いをしましょう。

インフルエンザ注意報が解除されている県

  • 青森県 7.20人
  • 秋田県 7.49人
  • 福島県 7.77人
  • 鳥取県 9.14人
[シニアガイド編集部]