インフルエンザの流行が続く。近畿、九州で8つの府県が「警報」を継続

[2024/2/17 00:00]
赤は「警報」、黄は「注意報」が発令されている県

沖縄県の「警報」が続く

インフルエンザでは、定点に指定された病院の患者の平均が「10人」を超えると「注意報」が、「30人」を超えると「警報」が発令されます。

2024年2月11日の時点で、8つの府県で「警報」が発令されています。

「沖縄県」の定点あたり患者数は「29.70人」で、警報の基準となる30人をわずかに切っていますが、「警報」は4週間連続で継続となりました。

また、九州地方の大半と、「京都府」と「奈良県」も「警報」が続いています。

インフルエンザ警報が発令された県

  • 福岡県 56.48人
  • 佐賀県 38.15人
  • 熊本県 34.83人
  • 大分県 34.34人
  • 宮崎県 33.81人
  • 奈良県 32.58人
  • 京都府 30.44人
  • 沖縄県 29.70人

多くの県で流行が続く

2月11日現在で、36の県で「注意報」が発令されています。

現在、インフルエンザの「注意報」が解除されている県は、3つだけに減りました。

全国の平均でも、定点あたりの報告数は「23.93人」で、「注意報」のレベルを超えて増え続けています。

「警報」や「注意報」の有無に関わらず、警戒をしてください。

インフルエンザから身を守るには、基本的な感染対策が大切です。

まず、外出時にはマスクを着用し、家に帰ったら手洗いをしましょう。

インフルエンザ注意報が解除されている県

  • 秋田県 6.72人
  • 島根県 8.00人
  • 福島県 8.15人
[シニアガイド編集部]