インフルエンザ、流行の勢いが戻る。石川、北海道、新潟の3県に「警報」発令

[2024/3/17 00:00]
赤は「警報」、黄は「注意報」が発令されている県

3つの県で「警報」が発令される

インフルエンザでは、定点に指定された病院の患者の平均が「10人」を超えると「注意報」が、「30人」を超えると「警報」が発令されます。

2024年3月10日の時点で、石川、北海道、新潟の3県に「警報」が発令されました。

さらに、38の都府県で「注意報」が発令されています。

全国の平均では、定点あたりの報告数は「16.14人」で、先週より少し増えて「注意報」のレベルにあります。

インフルエンザの全国的な流行は勢いを取り戻しています。

インフルエンザ警報が発令されている県

  • 石川県 37.10人
  • 北海道 35.01人
  • 新潟県 31.79人

流行の勢いが戻る

3月10日現在で、「注意報」が解除されている府県は6つに減りました。

先週まで「注意報」が解除されていた県でも、「注意報」が発令される水準に戻ってしまいました。
インフルエンザ注意報が解除されている県

  • 兵庫県 7.83人
  • 大阪府 7.94人
  • 山梨県 9.34人
  • 奈良県 9.39人
  • 岐阜県 9.61人
  • 京都府 9.83人

現在、インフルエンザは、新型コロナよりも多くの県で流行しています。

引き続き、警戒を続けてください。

インフルエンザから身を守るには、基本的な感染対策が大切です。

外出時にはマスクを着用し、外出から戻ったら手洗いをしてください。

出典:厚労省
[シニアガイド編集部]