インフルエンザの流行拡大、山形と富山にも「警報」を発令。「注意報」は38都県に

5つの県で「警報」が発令中

インフルエンザでは、定点に指定された病院の患者の平均が「10人」を超えると「注意報」が、「30人」を超えると「警報」が発令されます。

2024年3月17日の時点で、山形県と富山県が加わり、5つの県で「警報」が発令されています。

さらに、38の都府県で「注意報」が発令されています。

全国の平均でも、定点あたりの報告数は「17.26人」で、先週より少し増えました。

インフルエンザの全国的な流行は勢いを取り戻しており、油断はできません。

インフルエンザ警報が発令されている県

• 新潟県　38.00人
• 石川県　36.69人
• 北海道　33.66人
• 富山県　32.79人
• 山形県　31.53人

「注意報」が出ていないのは関西だけ

今週は、山梨県と岐阜県が「注意報」が発令される水準に戻ってしまいました。

3月10日現在で、「注意報」が解除されている府県は、関西圏の4つに減っています。

インフルエンザ注意報が解除されている県

• 大阪府　6.55人
• 奈良県　6.61人
• 兵庫県　6.85人
• 京都府　8.68人

現在、インフルエンザは、新型コロナよりも多くの県で流行しています。

引き続き、警戒を続けてください。

インフルエンザから身を守るには、基本的な感染対策が大切です。

外出時にはマスクを着用し、外出から戻ったら手洗いをしてください。

出典：厚労省