「喪中ハガキ」は15日までに届くように、この週末に出しましょう
12月15日から年賀はがきの受付が始まります
今年、親族が亡くなった方は年末に「喪中ハガキ」を出す慣例があります。
喪中ハガキは、親族に不幸があり喪中なので「年賀状」を遠慮するという趣旨のお知らせで、例年、年賀状をやり取りしている方々に出します。
正式には「年賀欠礼」と言い、親族に不幸があり喪中なので「年賀状」を遠慮する挨拶状です。
先方が年賀状を用意される前に届く必要があるため、年賀状の受付が始まる日よりも前に届いている必要があります。遅く出すと、先方が年賀状を投函してしまったあとに届き、あちら様に気を使わせてしまうことになります。
今年の年賀状の受付開始は12月15日(火)ですから、この週末が「喪中ハガキ」を出す、ぎりぎりの期限です。
喪中ハガキを出す予定の有る方は、この週末こそが、作業するタイミングです。
喪中ハガキを出すか、出さないか
まず、自分が喪中であるかどうかを判断しましょう。
一般的には配偶者や両親、子供が亡くなった場合の喪は1年間です。祖父母、兄弟姉妹の場合は慣習によって異なりますが、祖父母は半年程度、兄弟姉妹は3カ月とすることが多いようです。
喪中ハガキを出す先は、昨年の年賀状の住所データと同じで良いでしょう。なお、慣例で年賀状をやり取りしている、商売上のお取引先には、出さないことが増えています。
喪中ハガキの文面
喪中ハガキの文面は、例文がたくさんあります。「喪中ハガキ 例文」などで検索して探します。
喪中はがきは「前文挨拶(時候のご挨拶)」「喪中のため年賀状を出さない」「良い年をお迎えいただきたい」が3要素とされています。
しかし、最近は簡略化されており、「喪中につき年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」だけの例も多いので、自分に合ったものを選んで結構です。
自分で印刷するか、業者に頼むか
喪中ハガキが数枚~十数枚程度なら、自分でパソコンとプリンターを使って印刷する手もあります。その場合、「喪中ハガキ テンプレート 無料」などで検索すると、無料のテンプレートがみつかります。テンプレートを使うと背景画像が入るので、きれいに仕上がります。
10枚以上からは、業者にオーダーすることを検討しましょう。「喪中ハガキ 急ぎ」などで検索すると、早ければオーダーした当日に発送してくれる業者もあります。
デザインについては、Webでオーダーする際に画面で確認できるところが増えています。「カメラのキタムラ」のように、店頭にあるプリンターで、当日受取可能にしている業者もあるので、探してみましょう。
なお、喪中ハガキについては、文字を薄墨で印刷する習慣があります。これは涙で文字がかすれているほど悲しんでいるという表現のなごりです。最近は、こだわらない方も増えていますので、好みによって選んで良いでしょう。