退職金と企業年金の支給額を知っている会社員は3割しかいない

[2016/1/18 15:56]

退職金と企業年金についてアンケート

コンサルティング会社のIICパートナーズが、退職金と企業年金についてのアンケート結果を公開しています。

アンケート対象は会社員100人で、分母としては小さいのですが、退職金と企業年金について、何が求められているのかという傾向がうかがえます。

退職金・企業年金に老後の収入源を期待

まず、「退職金・企業年金に望まれていること」という質問です。

一番多い回答は、「老後安心して暮らせるための収入源となること」でした。

次は「退職時の支給額が定期的に分かり、それによって人生設計を考えられること」「勤続期間に応じて、充分な額が支給されること」が続きます。

退職金については、多くの人がある程度の金額を期待しており、それが期待できるかどうか実際の支給額を知りたいと思っているようです。

退職金に十分な金額を望む人が多い

退職金などの金額を少しでも知っている人は3割

次に「定年退職したらいくらもらえるか、知っていますか」という質問です。

一番多い回答は、「知らない」でした。

次も「あまり知らない」「だいたい知っている」が続きます。

「知っている」という回答は1割、「だいたい知っている」を合わせても3割でした。

自分の退職金や企業年金額を知らない人の方が多いようです。

退職金などの金額を一部でも知っている人は3割程度
[シニアガイド編集部]