60代スマホユーザーが使うアプリは「Yahoo!」系

[2016/2/19 17:28]

よく起動されるアプリの年代別ランキング

スマートフォン(スマホ)の最大の特徴はアプリが使えることです。

マーケッティング会社のヴァリューズは、よく起動されるアプリを調査し、年代別のランキングを公開しています。

ここでは、スマホユーザー全体のランキングと、60代ユーザーのランキングを比較してみましょう。

60代はYahoo!系のアプリを使う

まず、スマホユーザー全体のアプリ起動数ランキングです。

スマホユーザー全体で起動数の多いアプリ

1位は「LINE」、2位は「Facebook」、3位は「Twitter」で、コミュニケーションやSNSのアプリが上位を占めました。

4位には「Yahoo! JAPAN」、5位に「マクドナルド(McDonald's Japan)」が続きます。

なお、このランキングには、スマホにあらかじめインストールされているアプリは含まれていません。

60代ユーザーで起動数の多いアプリ。「↑」はユーザー全体のランキングよりも順位が高いアプリ

60代ユーザーでも、1位は「LINE」でした。

しかし、2位に「Yahoo! JAPAN」が入り、4位~6位にもYahoo!によるアプリが入っています。10位までのうち、5本がYahoo!系で、その強さは際立っています。

「Facebook」は3位に入っていますが、「Twitter」は9位に沈みました。同じコミュニケーション系アプリでも、ユーザー層が異なっていることがわかります。

全体では5位だった「マクドナルド」は15位に踏みとどまりましたが、12位に入っていた「クックパッド」は圏外です。

逆に全体では圏外だった「SmartNews」が10位に入っています。

年代や性別によって、スマホに求めるものが違うので、よく使われるアプリも異なるとは言われてきました。

今回の調査結果でその推測は裏付けられ、60代ユーザーのスマホの使い方はスマホユーザー全体とは、かなり異なる傾向であることがわかりました。

[シニアガイド編集部]