パソコンを使いこなしているシニアでも、60代はスマホではなく携帯電話が主力
[2016/5/7 00:00]
40代~60代のデジタル機器の使いこなし
博報堂 新しい大人文化研究所が、40代~60代のデジタル機器使用についてアンケート結果を公開しています。
インターネットによる調査で、回答者数は2,700人です。
なお、インターネットアンケートなので、デジタル機器を使用していないという人は、ほとんどいません。
デジタル機器の普及度ではなく、使い慣れている人が、何をどのように使いこなしているかという調査です。
60代は携帯電話、40代はスマホを使用中
現在使用しているデジタル機器は、「パソコン」が1位で、2位が「携帯電話(スマホ以外)」、3位が「スマートフォン」でした。
スマホと携帯電話は、ほぼ同数ですが、60代は携帯電話が、40代はスマホが多くなっています。
将来使用したいのはスマホとタブレット
将来使用したい機器では、スマートフォンとタブレットが、現状よりも増えています。
一方で、パソコンと携帯電話が、現在よりも下がっています。
デジタル機器の用途は「サイト閲覧」と「メール送受信」
デジタル機器の用途は、「サイト閲覧」と「メール送受信」が双璧で、少し離れて「オンラインショッピッング」が3位に入っています。
FacebookやTwitter、LINEなどのSNS系の利用は6位に留まっています。
女性はLINE、男性はFacebook
使用しているSNSは、「LINE」が1位で、「Facebook」が2位、「Twitter」は離れた3位です。
若い女性に人気のある「Instagram(インスタグラム)」は、この年代では参加者が多くありません。
LINEは女性が、Facebookは男性の利用者が多いという特徴があります。
また、SNSの用途は、LINEが「家族」や「直接会う友人」とのコミュニケーション、Facebookとmixiが「昔、付き合いのあった友人」や「学生時代の同級生」という差があります。