機能性表示食品で関心のある機能は「脂肪/コレステロール対策」

[2016/6/8 00:00]
「機能性表示食品」は「お茶」や「ヨーグルト」などの登録が多い

機能性表示食品制度が始まって1年

2015年4月に「機能性表示食品」の制度が開始されていから、1年が経過しました。

機能性表示食品は、「おなかの調子を整えます」のように、食品の機能性を表示するための制度です。

機能性表示食品は「安全性の確保を前提とし、科学的根拠に基づいた機能性が、事業者の責任において表示されるもの」です。国の審査がある特定保健用食品(トクホ)よりも手軽な制度として始まりました。

機能性表示食品は、2016年6月現在で300以上の商品が登録されています。

食品の種類では、「脂肪吸収を抑えるお茶」や「お腹の調子を整えるヨーグルト」などが多くなっています。

「購入したい」人は42.6%

ここでは、矢野経済研究所が行なったアンケートによって、機能性表示食品が、どのように受け入れられているのかを見てみましょう。

アンケートは、30代以上の男女1,207 名を対象にインターネットで行なわれました。

機能性表示食品については、「関心のある機能性表示の食品であれば購入したい」という回答が36.7%で一番多くなっています。

これと「積極的に購入したい」を合わせた、「購入意欲のある層」は全体の42.6%を占めます。

逆に、「あまり購入したいとは思わない」と「全く購入したいとは思わない」は、それぞれ20%を切っています。この2つを合わせた「購入意欲の無い層」は38.7%でした。

消費者の機能性表示食品に対する態度は「機能性表示食品と書かれているからと言って積極的に購入するほどではないが、自分の関心がある機能が書かれていたら試してみても良い」という現状のようです。

機能性表示食品の購入意向

関心のある機能性表示は「脂肪/コレステロール対策」

次に「機能性表示食品について関心のある機能」を聞くと、「中性脂肪対策」「内臓脂肪対策」「コレステロール対策」「整腸」「アイケア」が上位でした。

脂肪対策やコレステロール対策など、ダイエットやメタボに関連した機能が重視されていることがわかります。

また、「疲労感軽減」や「ストレス対策」など、体や心の疲れに対する機能も重視されています。

機能性表示食品として関心のある機能

消費者庁では、「機能性表示食品」について3つのポイントを呼びかけています。

・まずは、ご自身の食生活をふりかえってみましょう。
・たくさん摂取すれば、より多くの効果が期待できるというものではありません。
・体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止しましょう。

また、機能性表示食品の各商品については、消費者庁のホームページで詳しい情報が検索できます。

興味のある商品があったら、チェックしてみましょう。

[シニアガイド編集部]