60歳以上のシニアのスマホ所有率は38.5%
[2016/6/22 00:00]
スマホ所有率は引き続き上昇中
市場調査会社のMMD研究所が、シニアのスマートフォン所有についてのアンケート結果を公開しています。
アンケートは、インターネット上で、60~79歳の男女4,398人に対して行なわれました。
「あなたが普段利用している携帯電話を教えて下さい」という質問に対して、一番多かった答えは「フィーチャーフォン(ガラケー)」でした。所有率は50.7%で半数以上を維持しています。
次がスマートフォンで、所有率は35.9%でした。
これは、MMD研究所の1年前の調査に比べて、10%増えています。
ガラケーユーザーの20%は「次はスマホ」
「次に携帯電話を買い替えるとしたらどの携帯電話端末を購入しますか」という質問には、スマホユーザーはスマホ、ガラケーユーザーはガラケーという回答が多くなっています。
ただし、ガラケーユーザーの20.5%は、「次はスマホ」としており、シニア層のスマホへの移行はしばらく続きそうです。
なお、スマホユーザーのうち、「次はガラケー」という人も2.6%います。
格安SIMの利用者は少数派
「あなたは格安SIMを知っていますか」という質問に、「現在利用している」という回答は7.2%に留まりました。
一番多かった回答は「“格安SIM”という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよくわからない」でした。
以下も、「だいたいどんなものかわかるが、利用したことがない」と「全く知らない」が続きます。
シニア層に対して、格安SIMの周知がまだ行き届いていないことが分かります。