お風呂で体を洗うときにボディソープよりも石鹸を使う人が多いのは60代だけ
[2016/6/29 00:00]
入浴時間は女性のほうが長い
マーケティングサービス会社のドゥ・ハウスが「入浴」に関するインターネットアンケートの結果を公開しています。
20歳以上69歳以下の男女1,200人が回答しています。
まず、浴室に入ってから出るまでの入浴時間は、男性が「10~20分未満」、女性が「20~30分未満」が多く、女性の方が長湯の傾向があります。
女性は入浴時にすることが多い
男性の70%近くは「入浴以外にしていることはない」と回答していますが、女性では40%に留まっています。
女性は、入浴以外にしていることとして、「マッサージ」や「むだ毛の処理」などを挙げています。
これも長湯の原因の1つでしょう。
長湯の人は入浴剤を使っている率が高い
湯船につかる人に、お湯に入れるものがあるかと聞いています。
一番多いのは「入浴剤」で、次は「使っているものはない」でした。
3位の「バスソルト」はだいぶ少なくなります。
また、入浴時間が「10分未満」の人が入浴剤を使用している割合は47.0%であるのに対し、「40~50分」の人が入浴剤を使用している割合は69.8%となっています。
長湯の人の方が、入浴剤などを楽しむ傾向があるようです。
年齢が高くなるほど「石鹸」で体を洗っている人が多い
身体を洗うときに使うのは「ボディソープ」が多く、全体の61%を占めます。
石鹸は全体では35%ですが、年齢が高くなるほど使用率が上がります。
60代では「ボディソープ」が46.8%に対し、「石鹸」が50.9%と逆転しています。
つまり、60代は唯一、お風呂で体を洗うときにボディソープよりも石鹸を使う人が多い年代なのです。
このアンケートで公開されている情報はここまでですが、お風呂の入り方については、もっと知りたいことがたくさんあります。
例えば、次のようなデータが知りたいところです。
- 湯船に浸かる派とシャワー派の、年代別と性別のデータ
- シャンプー以外に髪に使っている製品(たとば、リンス、コンディショナー)の利用率
- 体を洗うときに使う、タオル、ナイロンタオル、スポンジの比率
- 石鹸とボディソープの男女別の使用率
- 浴室内でスマホを使っている人の、年代別と性別のデータ
- 湯船に浸かる人が設定している湯の温度
より項目数を増やした、次回の調査に期待しましょう。