お盆の帰省を迎える側も、8万円以上の出費を予定している
[2016/8/3 00:00]
帰省を迎える側へのアンケート
8月のお盆休みは帰省のシーズンでもあります。
あおぞら銀行が、帰省する子や孫を迎える側であるシニアに対して、アンケートを行なっており、帰省される側にとっても金銭的負担が大きいことがわかりました。
インターネット上で行なわれたアンケートには、55~74歳の男女2,074人が回答しています。
「お盆玉」という言葉は浸透していない
「お盆玉(おぼんだま)」は、お盆の時期に子や孫にあげるお小遣いです。
2010年頃から一部で流行しており、専用のぽち袋も販売されています。
しかし、「お盆玉」という言葉を知っている回答者は、16.6%に留まりました。
「お盆玉を知っていて、あげたことがある」回答者はさらに少なく、3.9%に留まっています。
実際にお盆玉を上げる場合の予定金額は5,690円でした。
約半数が交通費を負担している
「帰省してくる子や孫がいる」と答えた回答者は65.5%でした。
そのうち、46.3%が「交通費を負担している」と回答しています。
平均負担額は32,900円で前年より2,500円増えています。
交通費以外にもお金がかかる
子や孫の帰省中にかかる交通費以外の出費は、平均49,700円でした。これも前年より2,100円増えています。
シニアにとって、お盆の帰省で、子や孫が帰ってくるのは嬉しい事です。
それだけに、予定している出費の合計は8万円を超えており、思い切ってお金を使う用意があることがわかります。