自分の葬儀やお墓に対する最大の不安は「費用」

[2016/8/11 00:00]

自分のお墓に不安のある人は3人に1人

海洋散骨サービスを展開しているフューネットコーポレーションが、「自身の葬儀・お墓問題に関しての意識調査」を発表しています。

この調査は、インターネット上で、全国の20歳以上の1,000名(男女500名)に対して実施されました。

まず、「(お墓などの問題に)不安がありますか」という質問に対して、「不安がある」という回答は35.7%でした。

「不安はない」「わからない」とあまり差はなく、ほぼ三等分されています。

年代別では、「40代~50代の女性」が45.5%と、不安が強い傾向があります。

お墓などの問題に不安がありますか

最大の不安は費用

「不安な点はどこですか」という質問に対して、「費用」という回答が64.7%で、一番多くなっています。

以下、「葬儀方法」「管理、手入れ」「継承者がいない」「埋葬方法」などが20%を超えています。

各回答を男女別にみると「配偶者、家族、先祖などと一緒の墓に入りたくない」という男性は4.2%ですが、女性は16.0%と大きな差がありました。

具体的に不安な点

一般的なお墓以外の選択肢

「一般的なお墓以外での埋葬方法で興味のあるものはどれですか」という質問に対し、一番多い回答は「特にない」でした。

以下、「海洋散骨」「納骨堂」「樹木葬」などが20%以上あり、一般的なお墓以外の選択肢として認知されていることがわかります。

一般的なお墓に入りたくない場合は、ここに挙がっている選択肢に、将来的に継承者を必要としない「永代供養墓」を加えて検討されると良いでしょう。

「海洋散骨」「納骨堂」「樹木葬」などが選択肢として認知されている
[シニアガイド編集部]