動画で見る、正しいお墓参りの作法
[2016/9/16 00:00]
仏事関連総合サービス会社の「メモリアルアートの大野屋」が、「正しいお墓参りの仕方」を解説した動画を、YouTubeの公式チャンネルで配信しています。
提供されたスクリーンショットを見ながら、その内容を追ってみましょう。
なお、お墓参りについては、各地域によって作法が異なります。ここで紹介するのは、ごく一般的なものですのでご了承ください。
STEP1:お参りの前に本堂にご挨拶、そしてお墓の掃除
お墓がお寺にある場合、お墓に行く前に、まずはお寺にご挨拶に行き、本堂のご本尊にお参りするといいでしょう。
【準備するもの】
- お線香
- ろうそく
- マッチ(ライター)
- お花
- お供物(お菓子や果物、故人の好きだったもの等)
墓前ではまず掃除をします。周辺を掃き清め雑草を取り除きます
次に、墓石を水洗いします。硬いタワシなどで強くこすると、墓石を痛めることがあるので気をつけてください。
墓石の彫刻部分の掃除は、歯ブラシを使うと便利です。
外すことのできる花立ては取り外して洗い、香炉に残ったお線香の灰を取り除きます。
STEP2:お花、お供えの作法
お花は一般的にはトゲがないものを、左右対になるように準備します。
ユリ等の花粉が落ちると墓石にシミが付く場合があるので、あらかじめ取り除き、花立に挿します。
また、お酒などを墓石にかけるのは、墓石の変色の原因となる恐れがありますので、控えます。
【お供えのポイント】
・お菓子や果物は直接置かず、二つ折りした半紙の上に置きます。
・水鉢にきれいな水を入れます。
・花立てに供花の長さを整え、お供えします。
STEP:3 お参り、そして後始末も忘れずに
お線香を香炉に供えます。お線香は束のままでも数本でも構いません。
お参りする時は、目線を低くして手を合わせます。
お供え物を放置するとカラスなどが食い散らかす恐れがあるため、お参りが終わったら持ち帰るのが最近のマナーです。
帰る際は、もう一度、お寺に一言ご挨拶するといいでしょう。
動画:「正しいお墓参りの仕方」
【正しいお墓参りの仕方】