「おじいさん、おばあさん」と呼ばれる年齢は、自分なら60歳~64歳、一般的には70~74歳
マーケティング会社のイーライフが、自社の会員組織を対象に、「おばあさん・おじいさんと呼ばれる年齢」に関するアンケート調査を行なっています。
全国の幅広い年齢の男女が回答しており、有効回答者数は3,290名でした。
自分が呼ばれるなら60代、一般的には70代
まず、「自分は何歳からおばあさん・おじいさんと呼ばれても良いですか。また、一般的には何歳から呼んで良いと思いますか」と聞いています。
「自分が呼ばれるなら何歳からが良いか」は60歳~64歳、「一般的には何歳から呼ぶものか」は70~74歳が一番多くなっています。
自分が「おじいさん、おばあさん」と呼ばれても良い年齢の方が少し低くなっています。
何歳になっても「おばあさん」と呼ばれたくない女性が14.8%いる
「自分は何歳からおばあさん・おじいさんと呼ばれても良いですか」という回答を、男女別に集計してみると、女性の方が「呼ばれても良い年齢」が高くなっています。
男性は「70歳以上になったら呼ばれても良い」と6割の人が回答していますが、女性は5割に留まっています。
また、「何歳になっても呼ばれたくない」と回答した女性は14.8%で、男性の約2倍近くいます。
20代の約23%が「50代でもおばあさん・おじいさん」と考えている。
「自分は何歳からおばあさん・おじいさんと呼ばれても良いですか」という回答を年代別に見ると、回答者の年齢によって、「おじいさん、おばあさん」と呼んで良い年齢が大きく異ることがわかりました。
20代の回答者の74.3%は「70歳未満」でも「おじいさん・おばあさんと呼ばれて良い」と答えています。しかし、60代の回答者では、70歳未満で呼ばれて良いという人は39.1%しかいません。
つまり、回答者の年齢が高くなるほど、「おじいさん・おばあさんと呼ばれて良い年齢」は上がっていきます。
一例として、100歳以上の回答者からは、「他人からジジババ呼ばわりされる覚えはないけれど、桁が変わったら考えが変わるかもしれない」という意見も寄せられています。
とりあえず、他人に呼びかける時に「おじいさん、おばあさん」と呼ぶのは、避けておいた方が無難のようです。