「腰痛」を感じている人の4割は10年以上苦しんでいる

[2016/9/27 00:00]

「ショップジャパン」を運営している通販会社のオークローンマーケティングが、「腰痛についてのアンケート」結果を公開しています。

30代~70代の男女5,002人に、インターネットアンケートを行なったもので、以外に多くの人が長期間に渡って腰痛に苦しんでいる様子がわかりました。

「肩こり」と並ぶ、不調の代名詞

「体の不調として感じる自覚症状」という質問に対して、「肩こり」が最も多く、ほとんど差がない2位に「腰痛」が入っています。

以下、「体がだるい」「せきやたんが出る」が続きます。

体の不調として感じる自覚症状

腰痛を感じ始めたのは20~30代が多い

「腰痛を感じ始めた時期」についてたずねたところ、「30代の頃から」が一番多く、「20代の頃から」が続きます。

働き盛りの年代から腰痛を感じ始めている方が多いことがうかがえます。

以下、「40代の頃から」「50代の頃から」「10代の頃から」「60代の頃から」「70代の頃から」と続きます。

腰痛を感じ始めた年齢

腰痛とは10年以上の付き合いが多い

「腰痛になってからの期間」をたずねたところ、「10年以上」が44.1%でした。

腰痛との付き合いが長期間に渡ることがわかります。

以下、「1年未満」「5年~10年未満」「1年~3年未満」が続きます。

腰痛が継続している期間

腰痛を感じるのは「起きている時」

「腰痛を感じるのはどんな時か」たずねたところ、「起きている時」が75.9%と最も多い結果となりました。

しかし、「寝る時」「寝ている時」「起きる時」に腰痛を感じる人も、それぞれ多く、睡眠時にも腰痛に注意が必要なことがわかります。

生活の中で腰痛を感じる時

日常生活での配慮が必要

今回のアンケートでは、腰痛は若い時期から始まりやすく、また一度腰痛になると、長期間に渡って苦しんでいることがわかりました。

腰痛の自覚症状がある人は、症状を悪化させないように、中腰の姿勢にならないなど日常生活に注意しましょう。

また腰の機能を高めるために、「腰痛体操」などのストレッチを継続して行ないましょう。

症状が悪化したときは、整形外科などの専門医に相談してください。

[シニアガイド編集部]