覚えておきたいステッキの正しい使い方

[2016/8/31 00:00]

ヒザに痛みがあるときなど、歩行に不安があるときにステッキを使うと安心して歩けます。

しかし、ステッキは正しく使わないと、体の支えにならず、かえって邪魔になる場合もあります。

「お洒落のためのステッキ」を提案するGaaru(ガアル)が公開している「正しいステッキの使い方」を紹介しましょう。

肘が少し曲がるくらいの長さのステッキを使用する

肘が少し曲がるくらいが最適な長さ

最初のポイントは「ステッキの長さ」です。

“肘が少し曲がるくらいの長さのステッキ”を使用します。

腕が伸びてしまうような短いモノや、腕を前に出すように突いてしまう長いステッキに慣れてしまうと、逆に姿勢を悪くしてしまう可能性があります。

一般的な目安として、「身長÷2+1cm」という計算式もありますが、体格や服装(靴底の厚さ)などの個人差があるため、厳密にこの長さというものは決めず、少し余裕を持って使用できる長さのステッキを、製品を触りながら選ぶことが大切です。

かばいたい足と逆側の手でステッキを握る

かばいたい足と反対の手にステッキを持つ

2つ目のポイントは「ステッキを持つ手」です。

“かばいたい足と逆側の手でステッキを握ります”。

とっさに体重を掛けた際に、バランスを取ることができるように、かばいたい足と逆側の手でステッキを持ちましょう。

また、ステッキの端などに手を置かずしっかりと中心に手を置くこと、ステッキの先を足の少し前方で構えることも美しい姿勢を保つためには重要です。

ステッキを握るときは、ステッキの上部に手を置いて、支柱に指を添えて持ちましょう。

Gaaruのステッキには、前方にボタンがあり、ボタンを指さすようにステッキを握ると正しく持てる

足とステッキを動かす順序

まずステッキを前に出すのが正しい歩き方

3つ目のポイントは「歩く順序」です。

以下の手順を繰り返して、安全に歩行しましょう。

  1. 支えとなるステッキを前に出します
  2. 逆側の足を一歩前へ出します
  3. 最後に、残っていた足を前に進めます

体に合っていないステッキは単なる荷物になってしまいがちで、せっかく購入したのに使われない例も目にします。

ステッキを選ぶときは、デザインだけではなく、体重を支えられる強度や、使う人の体にあった長さを確認しましょう。

購入後に長さを調整できる製品もあるので、ときどき歩き方を確認して必要に応じて調整してください。

[シニアガイド編集部]