子や孫とのレジャーで一番多かったのは「買い物」。行きたいのは「テーマパーク」

[2016/11/2 00:00]

子や孫とのレジャーについての調査

第一生命グループの第一生命経済研究所が、「子や孫とのレジャー・旅行に関する調査結果」を公開しています。

調査対象は、高校生以下の孫がいる60~70代の夫婦世帯、男女1,068人で、インターネット経由の調査です。

グラフはリリースのデータを基にして、編集部が作成しました。

一番のレジャーは「買い物」

子や孫とのレジャーについて、一番多かったのは「買い物」で80%の人が行なったことがあります。

また、「日帰り旅行」「泊りがけの国内旅行」についても、50%以上の人が体験しています。

子や孫と経験したことのあるレジャー。買い物や国内旅行が主流

80%以上の人が「費用を負担」

また、子や孫とのレジャー費用については、「自分たちの方が多く負担」した人が83%でした。

「子供と同じぐらい負担」している12%の人と合わせると、95%以上の人が、自分たちが主体となって費用を負担しています。

これについて、第一生命経済研究所 上席主任研究員 北村安樹子氏は、次のようにコメントしています。

このように、子や孫とのレジャー・旅行は、費用負担の側面からみれば、親から子世帯への支援のようにみえます。一方で、見方をかえれば、親が費用を負担してでも行きたい、魅力的な余暇の過ごし方ともいえるのではないでしょうか。

レジャー費用の負担は、自分たちが負担している場合があ多い

孫の年齢などを考慮して、早めに実行しよう

「子や孫とのレジャーで、今後行ってみたい場所」の1位は「テーマパーク・遊園地」でした。

2位は「海外」、3位は「温泉」となっています。

また、「これまでに行った、最も印象深かった場所」でも、この3つが上位となっています。

なお、上の質問では、孫の成長や夫婦の健康状態の変化を理由にして「もう行けない」という回答が目立ちました。

北村氏は、「子や孫とのレジャー・旅行等を親が望むのであれば、孫の成長や親夫婦の健康状態の変化を見越して、それを実行する時期を早めに考えておくことも必要」と、早めに計画することを勧めています。

[シニアガイド編集部]