孫の面倒を見るにあたって、祖父母の4割は孫の親に不満を感じている
孫の面倒を見ている人は75%
宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」が、「孫」についてのアンケート結果を公開しています。
アンケートは、50歳以上のメールマガジン読者1,463人が対象です。
「孫の面倒を見ることがあるか」という質問に、「ある」と回答しているのは74.9%でした。
男女を比べると、女性の方が少し多くなっています。
孫の面倒を見るのが好きな人が多い
「孫の面倒を見るのが好きですか」という質問には、83.8%の人が「好き」と回答しています。
8割以上の人は、孫の面倒を見ることに喜びを見出しているようです。
孫の面倒として具体的にしていること
「孫の面倒として具体的にやっていること」という質問には、「一緒に遊ぶ」が一番多くなっています。
続いて「食事をさせる」「親の用事が終わるまで預かる」などが続いています。
4割の人は、孫の親に不満をもったことがある
「孫育てにあたって、孫の親に不満をもったことがありますか」と質問しています。
「孫の親」とは熟していない言葉ですが、自分の子供と、その配偶者を表します。
「不満をもったことがある」という回答は38.9%ありました。つまり、約4割の祖父母は孫の親に対して不満を感じている
男女別では、男性の方が不満を抱く率が高くなっています。
また、孫の親と同居していると、不満を感じることが多いようです。
「孫の親に対する不満の内容」を聞くと、「感謝の気持ちが感じられない」「孫を甘やかしている」「遠慮がなさすぎる」「経済的負担が大きい」などが続きます。
孫の親との間に適度な距離感が必要
祖父母にとって孫はかわいい存在であり、面倒を見ることに喜びを感じている様子がうかがえます。
ただ、3世代で同居している場合など、孫の親との間が近いと感情面で不満がでるようです。
孫がいる世代のシニアは、自分たちの生活スタイルができており、体力も落ちています。
あまり、べったりとした関係はトラブルの元ですから、適度な距離感をもって、孫や孫の親と接する方が良いのかもしれません。