半分以上の男性は「薄毛・抜け毛」の対策にお金を使っている

[2016/11/22 00:00]

医薬品メーカーのクラシエ薬品が、「薄毛・抜け毛」に関するインターネット調査の結果を公開しています。

この調査は、20歳以上の男性843名を対象に行なわれました。

男性の2人に1人は「薄毛・抜け毛」が気になっている

「薄毛・抜け毛について気になることがありますか」という質問に対して、40代を除く全ての世代で「気になっている」人の方が多くなっています。

特に多いのが「30代」で、60%の人が「薄毛・抜け毛が気になる」と回答しています。

頭髪が気になっているのは「30代」が多い 出典:クラシエ薬品

気になるのは「鏡を見た時」と「抜け毛」

「薄毛・抜け毛が気になる理由」は、「鏡を見て気になる」と「抜け毛が増えた」の2つが多くなっています。

「父・祖父が薄毛なので」という遺伝を恐れる人もいれば、「何となく不安」という人もいます。

頭髪が気になる理由 出典:クラシエ薬品

「1万円以上」使う人も多い20代

「薄毛・抜け毛予防に支払っているおおよその金額(月額)」は、20代の46%が「1万円以上」も使っています。

30代も31%の人が「1万円以上」ですが、年齢が高くなるに連れて、使用している金額は減っていきます。

予防のために使っている月額。「1万円以上」の人も多い 出典:クラシエ薬品

薄毛予防は、育毛剤や発毛剤頼り

薄毛や抜け毛予防のための方法は、「ドラッグストアで育毛剤や発毛剤を購入している」が、6割以上を占めて1位でした。

2位以下は、「頭皮マッサージに通う」と「お医者さんで治療」が続いています。

薄毛予防のためにしていること 出典:クラシエ薬品

「確実に結果につなげたい」から医師に相談する

「自分ならお医者さんに相談したい」理由としては、「確実に結果につなげたい」が1位でした。

やはり、医師による治療や、医師に処方してもらう「医療用医薬品」への信頼感は高いようです。

2位以下は、「安全性を重視したいから(副作用等がこわい)」、「ジェネリック医薬品(後発品)が出て治療費が安くなったから」となっています。

お医者さんに相談しようと思う理由 出典:クラシエ薬品

気になる場合は、医師への相談も

アンケート結果にも出ているように、薄毛や抜け毛を気にしているのは、30代が中心となっています。

また、予防や治療のためのお金も、20代が一番多く使っています。

現在では、薄毛や抜け毛は「AGA(Androgenetic Alopecia:男性型脱毛症)」と呼ばれ、医師による治療の対象となっています。

「AGA治療」や「頭髪外来」という名称で窓口を設けている医院やクリニックも多いので、自分ひとりで悩まずに医師に相談してみましょう。

[シニアガイド編集部]