「もしもの時」のときに必要だと思う金額は「100~500万円」
保険加入者へのアンケート結果
シンプルな死亡保険と医療保険を販売している「SBIいきいき少額短期保険」が、自社の保険に加入した人への「終活アンケート」の結果を公開しています。
今回、公開されたのは、保険加入者に行なっているアンケートから、「終活」に関する1,400人の回答を抜き出したものです。
「終活」を知っている人は7割
終活について「知っている」と回答した人は69%でした。
「聞いたことがある」が22%、「知らない」が3%です。
将来を考えて保険に加入した人が対象だけに、「終活」を知っている人の割合は高いと言えるでしょう。
「もしもの時」のお金は「100~500万円」
「お葬式やお墓、遺品整理など、もしもの時の資金は、どれぐらい必要」という質問には、「100~500万円」が55%でした。
次は「100万円未満」で20%、「500~1,000万円」が3%で続いています。
「終活」としてやりたいことは「物の整理、片付け」
「終活」としてやったことと、やりたいことを聞いています。
一番多いのは、「物の整理、片付け」でした。
特に「これからやりたいこと」として挙げている人が多くなっています。
2位は、「お金の準備(保険)」があまり差がなく続いています。
3位は、方向が変わって「いまの人生をたのしむこと」でした。
家族のためのにも片付けが必要
このアンケートでは、終活に必要な費用については、500万円以下という人が多くなっています。
SBIいきいき少額短期保険の死亡保険の上限は900万円ですが、それ以下でも十分という人が多いようです。
もし自分が死んだら、どんな葬儀をして、どのお墓に入りたいか考えておくと、保険で用意する費用の目安がつけやすいでしょう。
また、「終活」として語られるのは、「エンディングノート」や「相続、遺言書の作成」「延命処置などの意思表示」などが多いのですが、このアンケートで多かったのは「物の整理、片付け」でした。
例えば、「亡母の四十九日が済んでから、母の部屋を整理した際に、着物や洋服がたくさんタンスの中にあり、処分するのが大変でした。」というコメントが寄せられているように、自分が大変な苦労をした経験を持つ人も多いようです。
自分が持っている物を整理しておくことで、少しでも家族への負担を減らしたいという気持ちがあるのでしょう。