「虫歯」から「歯周病」へ、意識が変わったオーラルケア
[2017/6/5 00:00]
オーラルケアについてのアンケート
オレンジページのリサーチ会員組織「オレンジページくらし予報」が、「オーラルケア(口腔衛生)」に関するアンケート結果を公開しています。
20歳以上の男女1,068人を対象にした、インターネットアンケートです。
悩みの1位は「歯石、歯垢」
「あなたが今お悩み中、または治療中のお口のトラブル」に対して、一番多かった回答は「歯石、歯垢」でした。
2番めは「歯の黄ばみ、着色」、3番目は「虫歯」です。
全身の健康に影響するといわれる歯周病や虫歯の原因である「歯垢や歯石」と、見た目の印象に影響しがちな「歯の黄ばみ」が、口の悩みとして一般的な「虫歯」を上回っています。
10年前よりオーラルケアへの関心が高まった
「10年前に比べて、オーラルケアへの関心が高まった」という人は、7割を超えています。
関心が高まった理由の1位は、「歯科治療を受けてお口のトラブルを防ぎたい、と思ったから」でした。
2位は「お口と歯の健康が全身の健康を左右すると聞いたから」、3位は「エイジングケア、老化対策として」です。
単に虫歯とその痛みを予防するという時代から、歯周病対策を始めとする健康面と、歯の着色や口臭などを防ぐ美容面にも配慮したオーラルケアへと、この10年で意識が変わったことが分かります。