男性は洋服が擦り切れるまで手放さない
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、「ファッションに関するアンケート調査」の結果を公開しています。
Tカードを利用している18~69歳の男女1,600名を対象にした、インターネットアンケートです。
洋服を買う場所は「ショッピングセンター」
「ふだん洋服を買う場所」は、「ショッピングセンター・ショッピングモール」が一番多くなっています。
2位に「ネットショップ」が入っており、年令に関わらず、かなり利用されていることがわかります。
20代女性では「ブランドショップ」、20代男性では「アウトレット」、50代女性では「百貨店」、50代男性では「スーパーマーケット」での購入が多く、年令や性別によって特徴があります。
洋服を買う頻度は「2~3ヵ月に1回」
「洋服の購入頻度」は、男女とも「2~3ヵ月に1回」が多くなっています。
しかし、月に1回以上購入している人は女性の方が多く、女性の方が洋服の購入頻度が高いと言えます。
また、「週に1回以上」購入する人がいる一方で、「ここ1年以内に購入していない」や「おぼえていない」という人もいます。
男性が洋服に使うお金は「月に3,000円以下」
「一ヵ月あたりの洋服の購入金額」は、男性が「3,000円未満」(30.9%)、女性は「5,000円~10,000円未満」(28.2%)が多くなっています。
男女とも「1万円未満」という回答が多いのですが、「月に5万円以上」という人もいて、ファッションへの力の入れ具合には個人差が大きいことが分かります。
「擦り切れるまで」洋服を手放さない男性が多い
「購入した洋服を手放すまでの期間」は、男女による回答の差が大きい質問でした。
男性は「擦り切れるまで」(30.4%)が、一方の女性は「2~3年程度」(28.5%)が最も多くなっています。
男性と女性では、そもそもファッションへの関心の強さが異なる上に、「着ることができない洋服」への考え方や、「洋服を手放す」ことへの価値観が大きく異なるようです。
夫婦やパートナーの間では、お互いの考え方の違いが大きいことを理解して、できるだけ相手の意向を尊重してあげましょう。