「おばちゃん」と呼ばれることに抵抗が無くなるのは何歳から

[2016/9/9 00:00]

40代以上は「おばちゃん」と呼ばれても抵抗が無い人が多い

ある程度の年齢の女性の呼び方として「おばちゃん」という言葉があります。

この言葉について、女性はどう思っているのか、ナリス化粧品のアンケートで見つけました。

まず、自分自身の外見について、「おばちゃんと呼ばれることに抵抗が有るか」を質問したところ、40代~60代では「抵抗が無い」が、「抵抗が有る」を上回っています。

一方、30代は、「抵抗が有る」と答えた人が56%で、「抵抗が無い」の29%を上回りました。

どうも、30代と40代の年代の間に、おばちゃんに対する意識の分かれ目があるようです。

「おばちゃん」と呼ばれることへの抵抗感(30代~60代の既婚、子有の女性2,204人が回答)

おばちゃんだなぁと思う行動のポイント

次に、「おばちゃんと呼ばれることに抵抗が有る」と回答した30~40代の女性222人に、追加で質問しています。

「おばちゃんだなあと思う外見のポイント」としては、「だらしなく太っている」「服がダサい」「メイクが古い・濃い」が上位3つとなっています。

また、「おばちゃんだなあと思う行動のポイント」としては、「並んでいる列に割り込む」が多く、「大きな声で話す」と「同じ話を何度もする」が続いています。

この結果を見ると、「おばちゃん」というのは年齢で決まるものではなく、自分の外観やファッションへの関心度や、他人を思いやる行動ができるかどうかという点で決まるように見えます。

「おばちゃんだなあと思う外見のポイント」(おばちゃんと呼ばれることに抵抗が有る30~40代の女性222人)
「おばちゃんだなあと思う行動のポイント」(同)

「おばちゃん」という言葉の感覚

余談ですが、アンケートを行なったナリス化粧品は、大阪に本社がある会社なので、「おばちゃん」という言葉への感覚が、例えば関東圏の人間とは少し違うような気がします。

地域差も含めて改めてアンケートを行なってみると、面白い結果が出るような気がします。

読者の方も、誰かを「おばちゃん」または「おばさん」と呼んだり、呼ばれたりした経験があるかどうか、思い出してみましょう。使う人はよく使っていますが、何年も使っていないことに気がつく方も多いでしょう。

[シニアガイド編集部]