自分の年金額を知っている人は54%、その9割は金額に不満

[2017/10/19 00:00]

年金制度に関するアンケート

保険代理店の保険クリニックが「年金制度に関するアンケート」の結果を公開しています。

2017年10月に行なわれたインターネットアンケートでは、20歳~60歳の男女600人が回答しています。

ここでは、「老齢年金」に限って結果を紹介します。

「老齢年金」を知っている人は7割

「老齢年金を知っている」という人は、全体の77.5%に留まりました。

9.7%は「名前は知っているが内容は知らない」と答えています。

「名前を聞いたことがない」人も1割以上います。

多分、「年金」という言葉は知っていても、「年金にも種類があって、高齢になってから貰えるのは「老齢年金」という名前である」ということを知らないのでしょう。

出典:保険クリニック

猶予制度や加入期間の短縮は、半分以上の人が知らない

老齢年金について知っていることを確認しています。

「65歳から支給される」が一番多く、次は「支給には一定の納付期間が必要」でした。

この2つは、回答者の半分以上が知っていました。

しかし、「保険料が納められないときは猶予の制度がある」や「支給されるための加入期間が10年に短縮された」という加入者に有利な情報も、知っている人は半分以下に留まっています。

出典:保険クリニック

ねんきん定期便をチェックしている人は半分

「ねんきん定期便をチェックしている」人は、59.0%でした。

「チェックしていない」人が28.0%で、「ねんきん定期便を知らない」人も13.0%います。

出典:保険クリニック

自分の年金額を知っている人も半分ぐらい

「将来自分が受け取れるおおよその年金額を知っている」人は、回答者全体の54.6%でした。

なお、自分の年金額を把握している人のうち、90%以上が「金額は十分でない」と回答しています。

50歳以下の人に届く「ねんきん定期便」に記載されている金額は、その時点で納付した保険料に基いているので、実際に貰える金額よりもかなり低い数字になります。「金額は十分ではない」という人が多いのは、それも原因でしょう。

出典:保険クリニック

老後資金の対策で多いのは「預貯金」

「老齢年金以外に老後資金の対策をしている」人は58.2%でした。

だいたい6割というところです。

対策の内容は、「預貯金」が一番多く、「個人年金保険」と「資産運用」が続きます。

中には「賃貸経営などの不労所得」や「海外移住・ロングステイを計画している」という人もいますが、全体に対する割合としては少数派です。

出典:保険クリニック
[シニアガイド編集部]