Amazon Alexaが様子を教えてくれる、東京電力の見守りサービス
[2017/11/9 00:00]
電力の使用状況を使った見守りサービス
東京電力が提供している、離れて暮らしている家族を見守る「TEPCOスマートホーム 遠くても安心プラン」が、Amazonの提供する人工知能サービス「Alexa(アレクサ)」に対応すると発表されました。
「遠くても安心プラン」は、2017年8月に開始された有料サービスで、契約時の事務手数料が3,000円、月額利用料が2,980円です。
サービス内容は、離れて住んでいる家族の電力の使用状況を、配電盤のセンサーで感知し、スマートフォンの専用アプリで確認できることです。
音声だけで状況を確認
今回、「遠くても安心プラン」がAmazon Alexaに対応したことで、Amazonが販売する「Amazon Echo(エコー)」などのAlexaに対応したスマートスピーカーに話しかけるだけで、離れて暮らす人の電力の使用状況を教えてくれます。
例えば、「アレクサ、TEPCOホームで昨日の様子を教えて」と言うと、Alexaが「2日ぶりに炊飯器を使ったようですよ」などと音声で答えてくれます。
実際の使用イメージについては、東京電力が公開している動画を見るとわかりやすいでしょう。
【Alexaを使って、離れた家族の様子を確認する】
会員価格なら1万円以下で購入可能
Alexaに対応したスマートスピーカーは、Amazonから3機種が発売されているほか、サードパーティ各社から製品が発表されています。
スタンダードな「Amazon Echo」の価格は11,980円(税込)ですが、プライム会員の場合、割引販売されていることが多く、その場合は1万円以下で手に入ります。
Alexaに対応したスマートスピーカーでは、Amazonでの買い物ができるほか、ニュースの確認や音楽の再生など多数の機能が用意されています。
音声だけで操作できるので、スマホの操作も面倒な人も試してみる価値はあるでしょう。