飲み会の後で、電車を寝過ごした経験がある人は64%

首都圏のお酒好き男女にアンケート
12月の宴会シーズンに合わせて、「電車での寝過ごし」についてのアンケート結果を、佐藤製薬が公開しています。
このアンケートは、お酒を飲むことが好きな、都内近郊(1都3県)の20代~50代の社会人を対象に行なわれました。
2017年11月に行なわれたインターネットアンケートから、男性412人、女性412人の有効回答を抽出しています。
6割以上の人が「寝過ごし」経験あり
忘年会などの飲み会の後、電車で自宅のある駅を寝過ごしてしまった経験のある人は、64%でした。
回答者の半数以上は寝過ごした経験を持っています。

男女別でみると、男性の72%、女性の56%が乗り越しを経験しています。
さすがに男性の方が多いですが、女性も半数を超えています。

飲みすぎた日は、寝過ごしやすい
「寝過ごしてしまったことがある」と回答した人を対象に、その際の飲酒量を聞いています。
「いつもと比べてかなり多い」が31%、「いつもと比べて少し多い」が42%でした。
両方を合わせると、73%の人が、いつもよりも多くお酒を飲んでいたことが分かります。

「終点」まで行く人は、5人に1人
「寝過ごしてしまったことがある」と回答した人を対象に、最高で何駅程度乗り過ごしたか聞いています。
一番多いのは「1~2駅」で、次が「3~5駅」でした。
寝過ごしたら、すぐに気がついている人が多いようです。
しかし、「終点まで」という人も20%いました。
JR中央線で言えば、「高尾」駅まで行っちゃうわけです。

1万円以上の出費になった人も
「寝過ごしてしまったことがある」と回答した人を対象に、自宅に帰り着くまでの出費総額を聞いています。
一番多いのは「出費はない」でした。

しかし、「1万円以上」という人も12%います。
遠距離をタクシーで帰ったり、自宅に戻れなくて宿泊すると、1万円を超えても不思議はありません。
中には、「飲み過ぎて、終点まで行ってしまい、財布をすられた。帰りは駅員さんにお願いしてお金を借りてタクシーで帰った」という例もありました。
12月は宴会の多い時期ですが、お酒は自宅にちゃんと帰れる程度にしましょう。