「60歳以上のシニア層」を求人対象にしている会社は「63%」
[2019/4/5 00:00]
シニアを採用する企業が6割を越える
人材会社のリクルートジョブズが、「60歳以上のシニア採用」についてのデータを公開しています。
このデータは、リクルートジョブズが自社の会員企業919社を対象にしたアンケートしたものです。
アルバイトやパートの募集において、「60歳以上のシニア層」をターゲットにしている会社は63%でした。
さらに「今後は採用ターゲットにする可能性がある」という回答も14%あり、シニアの採用が広がる傾向が明らかです。
「シニア」を含む求人原稿が増えている
また、リクルートジョブズが運営する求人メディア「タウンワーク」の原稿でも、「シニア」と「活躍」という言葉を含む原稿が増加しています。
リクルートジョブズでは、この傾向について「昨年1年間の平均有効求人倍率が1.61倍と慢性的な人材不足が続いているため」としています。
人手不足の状況により、採用のターゲットをシニア層まで広げざるを得ない企業がふえているということでしょう。
アルバイトやパートで働くことを考えているシニア層にとって、今は追い風が吹いている状況のようです。