更年期障害の三大症状は「イライラ」「倦怠感」「ホットフラッシュ」

[2019/11/9 00:00]

更年期障害についてのアンケート

オウンドメディアを運営するスタルジーが、「更年期障害」についてのアンケート結果を公開しています。

2019年10月に行なわれたインターネット調査には、更年期障害の経験がある女性200人が回答しています。

「更年期障害」とは、更年期に特有の身体や心の症状を指す言葉です。

女性が1年間月経がない状態を閉経と言います。

閉経の平均年齢は「50.5歳」とされており、これを挟んだ前後10年間を「更年期」と呼びます。

更年期障害で多い3つの症状

「更年期障害の症状」で一番多かったのは「イライラ」でした。

そして、「倦怠感、無気力感」と「ホットフラッシュ」が続きます。

「ホットフラッシュ」とは、上半身ののぼせ、ほてり、発汗などが起こる症状です。

例えば、急に顔が熱くなったり、汗が止まらなくなったりします。

出典:スタルジー

相談相手は「医療機関」か「友人」

「更年期障害について相談した相手」で、一番多いのは「医療機関」でした。

更年期障害の場合、医療機関の窓口は「婦人科」です。

次に多いのが「友人」です。

家族よりも、同性や同世代の友人の方が相談しやすいのでしょう。

また、「誰にも相談していない」という人が、4人に1人もいます。

出典:スタルジー

最も効果があったのは「睡眠、休息」

「更年期障害への対策」で一番多いのは「医療機関の受診」でした。

二番目は「運動、スポーツの実施」が続きます。

出典:スタルジー

まず「婦人科」で相談を

更年期障害は、いろいろな症状が出るので、最初は、内科や耳鼻科、脳神経外科を受診する人が少なくありません。

そこで検査して何も異常が出なかった場合は、更年期障害を疑って、婦人科で診断を受けてください。

更年期障害の治療は、女性ホルモンを補う「ホルモン補充療法(HRT)」が知られていますが、ほかにも、漢方薬や、カウンセリングなどの療法があります。

自分の症状や検査結果に合わせて、主治医の先生に相談してみましょう。

[シニアガイド編集部]