厚労省が新型コロナウイルスの「全国クラスターマップ」を公開

[2020/3/17 00:00]
「全国クラスターマップ」 出典:厚労省

感染者の集団発生が分かる地図

新型コロナウイルス感染症においては、感染者間の関連が認められた集団(クラスター)によって、感染が拡大することが分かってきました。

つまり、新型コロナウイルス感染症は、特定の場所での集団発生をきっかけにして広まっているのです。

厚労省では、2020年3月15日現在でのクラスターの分布を地図にして公開しました。

公開された「全国クラスターマップ」は、新型コロナウイルス厚生労働省対策本部が集計した速報値に基づくもので、随時更新されます。

全国の15のクラスターを掲載

3月15日時点で、クラスターマップに掲載されているのは、次の15個のクラスターです。

  • 北海道(2個)
     ライブバーや展示会、夕食会を介した感染
  • 新潟県(1個)
     卓球スクールを介した感染
  • 千葉県(2個)
     スポーツジムや福祉施設を介した感染
  • 東京都(1個)
     屋形船を介した感染
  • 神奈川県(1個)
     福祉施設を介した感染
  • 愛知県(2個)
     スポーツジムや福祉施設を介した感染
  • 大阪府(1個)
     ライブハウスを介した感染
  • 兵庫県(3個)
     医療機関や福祉施設を介した感染
  • 和歌山県(1個)
     医療機関を介した感染
  • 大分県(1個)
     飲食店を介した感染

一番大きなクラスターは、50人以上を巻き込んだ、大規模な集団感染となっています。

クラスターに巻き込まれないような行動を

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では、クラスターについて、次のように警告しています。


 屋内の閉鎖的な空間で、人と人とが至近距離で、一定時間以上交わることによって、クラスターが発生する可能性があります。

 そして、クラスターが次のクラスターを生むことが、感染の急速な拡大を招くと考えられます。

 それを防ぐためには、次のような行動をとってください。

  • 軽い風邪症状(のどの痛みだけ、咳だけ、発熱だけなど)でも外出を控えること
  • 規模の大小に関わらず、風通しの悪い空間で、人と人が至近距離で会話する場所やイベントにできるだけ行かない

 当面は、密閉した場所での集会を避け、クラスターの発生に巻き込まれないようにしましょう。

[シニアガイド編集部]