「特別定額給付金」のオンライン申請は「51万件」。申請できる市区町村も千を超える

[2020/5/9 00:00]

オンライン申請の件数は「51万件」

高市早苗 総務大臣が、5月8日の記者会見で、「特別定額給付金」の受付状況などを公開しました。

オンライン申請による申し込み数は、5月7日0時時点で「51万3,491件」でした。

実際にオンライン申請を行なったのは、まだ、ごく一部の人であることが分かります。

オンライン申請に対応した市区町村が千を超える

全国の1,741の市区町村のうち、「特別定額給付金」のオンライン申請に対応して、受付を開始したのは「1,116」でした。

これは全体の64%にあたります。

オンライン申請が始まった5月1日の時点では「679」でしたが、1週間で400以上ほど増えて千を超えました。

なお、郵送による受付のための「申請書」を送り始めた市区町村は「292団体」に留まっています。

給付が始まった市区町村は2桁止まり

一方、申請した人に対する「10万円」の給付も始まっています。

ただし、郵送申請に対して給付を始めたのが「29団体」、オンライン申請に対して給付を始めたのが「70団体」で、2桁に留まっています。

オンライン申請に対応した市区町村は増えていますが、申請書の郵送や、10万円の給付が始まった市区町村は、ごく一部なのです。

これに対して高市総務大臣は、次のように述べています。


 総務省としましては、一日でも早い給付の実現に向け、引き続きシステムベンダーや金融機関に対する協力の働きかけを行なうとともに、市区町村が迅速かつ円滑に事務を遂行できるよう、その進捗状況を把握し、各団体の状況も踏まえつつ、全力で支援をしてまいります。

[シニアガイド編集部]