新型コロナで疲れた家計を助ける少冊子「FPが教える家計再建のポイント」が無償で公開

[2020/5/28 00:00]
「FPが教える家計再建のポイント」表紙

家計再建に向けた少冊子を無償公開

NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)が、新型コロナウイルスでダメージを受けた家計の再建に向けた少冊子「FPが教える家計再建のポイント」を無償公開しています。

「FPが教える家計再建のポイント」はPDF形式で、52ページです。

表示に大きめの文字を使っているのでスマートフォンの画面でも、内容が確認できます。

家計の「応急処置」と「予防措置」

「FPが教える家計再建のポイント」で、すぐに役立つのは『家計を守るために「今すべきこと」』の「応急処置」という項目です。

この「応急処置」は、新型コロナウイルス感染症で受けるダメージを公的支援を使って、最小限に抑えることを目的としています。

そして、3つの目的別に、利用できる公的支援を整理しています。

  • 支出を極力抑える支援
    家賃、保険料、税金、公共料金などの「減免」や「猶予」。「住宅確保給付金」の申請など
  • 減った収入を補う支援
    「特別定額給付金」「緊急小口資金」などの給付や貸与など
  • 事業(お店)を守る支援
    「持続化給付金」「休業要請協力金」などの申請方法や「新型コロナ特別貸付」など

新型コロナウイルスに関する給付金や「減免」などの制度は数が多く、利用できるものを見落としがちです。

この少冊子を使って、自分が使える制度の利用に漏れがないかを確認してください。

「FPが教える家計再建のポイント」の内容 出典:日本FP協会

これを読めばセミナーの“キモ”が分かる

日本FP協会では、この「FPが教える家計再建のポイント」を用いたセミナー動画も公開する予定です。

また、協会の会員には二次利用を認めて、セミナーなどで利用可能とします。

つまり、「FPが教える家計再建のポイント」を読んでおけば、FPが行なうセミナーの“キモ”となる重要な部分を理解することができます。

緊急事態宣言が解除された、この機会にお金の状況を見直して、生活の立て直しを図りましょう。

[シニアガイド編集部]